祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

白崎浩之

~オリックス、3エラーで大逆転負け の巻~




6点先取

初回、今季5連敗中の西武先発・多和田から、先頭の宮崎が四球を選び出塁。
二番・小田に福良は犠打のサインを出さず強攻(8連敗を経て、初回の犠打が激減しています)。
指揮官の強気が奏功し、エラーにタイムリーが重なって一気に6点先取

オリックス先発は、エースのアルバース。
勝利と5連勝をほぼ手中に収めました。



屈辱的敗戦

その後西武打線も反撃を開始し、4点返しての八回。
オリックスは問題の山本に。
タイムリー2つを浴びて同点に。

あと数十センチ高く打球が上がっていれば、中村の当たりは逆転アーチ。
このツキを活かせるかが最後の勝負。
しかし、オリックスに頽勢を挽回するだけの力は残っておらず
というか、もともと備わってもおらず。

延長十回、大逆転のサヨナラ負け

正直、2点返された時点で、追加点も奪えず、真綿で首を絞められているような感覚でした。
その苦しみからの解放の先に待っていたのは、6点差をひっくり返されるという屈辱的敗戦



エラー

3割打てば好打者の野球において、
点をどのように取るかよりも、
取った(貰った)点をどのように守っていくかの方が大事。

やってはいけないことの際たるものは、エラー

オリックスのエラーは3つ
そのうち2つが大事なところでとび出しては、まったくもって話にならない。



逃げ切り態勢の大城と白崎

1つ目は八回。

山本が完調でないゆえ、バックが盛り立てていかねばならないのに、
簡単なサードゴロを、
この回から逃げ切り態勢に入りサードに回った大城が悪送球で、
この回から逃げ切り態勢に入りファーストに入った白崎がグラブに当てることすらできず

2つ目は十回。
今度は大城がきっちりと放るも、
八回から逃げ切り態勢に入りファーストに入った白崎がポロリと落球
高校野球でもそうそうみられない凡ミスには、絶句しかなく。

そりゃ負けるでしょう。



白崎を残す

もちろん、エラーした選手(特に十回の白崎)自体に問題ありも、
八回、あえて白崎をファーストに回した福良の判断には呆れるばかり

大学時代から集中力を欠くプレーが散見された白崎。
彼が大成できなかった原因はそこにもあると思っていますが、
八回の攻撃、白崎で打席が終わっているのに、2点リードでなぜ白崎をファーストに回してまでグラウンドに残す判断をしたのか
次の回、白崎に打席が回ってくるのであればその判断も十分理解できるのですが、結局回ってくることもなく。

セカンド・福田、
サード・大城、
ファーストには、福良がこういうときに(批判を浴びながらも)多々起用していた小島ではいけなかったのか

白崎よりは小島の方が守備は上(白崎は四回にもエラーしています)。
そのための小島ではないのか。



敗者の見本

そして、
十回の福良の、日曜のヒーロー・小田への犠打チョイスからの失敗併殺でゲームセット。
さらにはなぜか岩本に回跨ぎを命じ。
これぞ、負けるべくして負けるという敗者の見本のような戦い方。

主軸のヘッドスライディング2連発。
球場のボルテージも上げ、その気迫はさすが首位を走るチーム。

初回、多和田に33球も投げさせながら、
終わってみれば八回109球。
なんとも淡泊なこと。
さすが万年Bクラス。

連勝ストップなどどうでもよく、
負けるべくして負けたチームの情けなさに、大粒の涙が頬を伝います。



-白崎浩之
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