祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

2016オリックス

~オリックス、三軍制導入へ の巻~

育成大量指名

少し古くなりましたが、7月22日の日刊スポーツの記事です。

オリックスが、今秋ドラフト会議で育成選手の大量指名を検討していることが21日、分かった。
現在の育成選手は投手の戸田、捕手の赤松の2人だけ。これを試合が実現可能な人数に増やし、3軍制の布石にする狙いだ。
3軍制はソフトバンク、巨人が導入している。特にソフトバンクは選手層の厚さを呼び、1軍の好結果につながっている。”

賛否両論あるとは思いますが、
私は諸手を挙げての大賛成ですね。
この記事がでる一日前にたまたま書いていましたが、
運営資金としては、選手一人当たり年間1000万円程度あれば大丈夫なはずで、
オリックスに縁もゆかりもない、ピークの過ぎた選手を高額で獲るくらいなら、
時間はかかりますが、
育成選手を育てたほうが効率的かつ有意義だと思われます。

過去の育成出身の選手をみても、
巨人の山口・松本、ロッテの岡田・西野、ソフトバンクの千賀・二保・山田ら、
新人王やタイトル獲得者も多く見られます。
特に千賀などは、
一つ下のドラ1武田と比べても甲乙つけがたい活躍をみせていますしね。

彼らは育成制度がなければ、プロ入りが叶わなかった選手たちです。
二軍を調整の場とし、
三軍を育成の場とする

一軍の舞台に立つには、多くのライバルを蹴落とさねばならない。
この競争こそが、チーム力の底上げに最も有効であると考えます。




舞洲移転を機に

来春から、
ファームや練習組織を大阪の舞洲地区に一本化します。
それに伴って、
ロッカー数も100人分を準備しているようで、三軍制に向け着々と準備が進んでいるようです。

もちろん、
育成選手の全てが活躍できるわけはなく、
その多くが無情にもグラウンドを去っていくこととなるでしょう。
2011年に高卒で入団しわずか二年で解雇となった、柿原翔樹・稲倉大輝のように。

ただあの頃とは、
フロントの本気度が違います。
選手をそろえるだけでなく、彼らに水を与えるコーチの重要性も、今回はわかっているようです。
環境をしっかり整えてやることもできぬまま去っていくこととなった、若い二人の無念を、二度と繰り返してはいけません。

中島・小谷野・ブランコとネームバリュー十分の選手を獲得するも、大コケにコケた昨シーズン。
その結果、外人以外の戦力補強を行わなかった昨シーズンオフ。
金輪際、金を使った補強をしないつもりかと危惧していましたが、
今度は育成選手の獲得という、別の形で戦力の充実を図るようです。

三軍制の効果は別として、
チームを強くすることを、瀬戸山をはじめとするフロントが諦めていないことを、じつは一番嬉しく思っています。

-2016オリックス
-