~オリックス・球団社長の情けなきあわれみ の巻~
加藤康幸、退団
オリックスは29日、人事異動を発表した。
前編成部長の加藤康幸球団本部付が12月31日付で退団。今季まで捕手だった斎藤俊雄氏が1月1日付でスコアラーとして入社する。(日刊スポーツ)
報道通りでした。
加藤の退団は「もったいない」。
その一語ですね。
NPB初の完全最下位を達成し、
瀬戸山・加藤体制が厳しく叩かれてはいますが、
少なくとも、村山ー長村体制に比べれば、百倍はマシでしょう。
ビジョンなきドラフト。
くわえて相馬眼もない。
延江、丹羽、小林、甲斐、古川。
厳しい見方をすれば駿太を入れてもよいでしょう。
ドラフト1位、この空白の5年がいまの惨状を引き起こしました。
翻って、
瀬戸山が入り、加藤が加わってからのドラフト。
そこにははっきりとビジョンがありました。
若月・園部・奥浪、
そして吉田正尚。
加藤がまいた種がやっと育ってきたこの時期の退団。
忸怩たる思いでいっぱいでしょう。
加藤は退団しますが、
彼らをしっかりと育ててほしい。
そう願います。
進退
オリックスの西名弘明球団社長(72)が29日、京セラドーム大阪で、大阪シティードームの合同納会に出席し、逆襲を期す来季へ自身の進退をかける気概で挑む覚悟を示した。
「今季は大変、残念な結果で、どうしようもない。来季は(球団本部長の)長村君のクビをかけて、社長のクビもかけてね。しっかり頑張ってもらいたい」(スポニチアネックス)
現・オリックスの球団社長・西名弘明。
前球団社長の村山に比べれば、数段マシですが、
かといってチームにとってプラスになるようなことはなにひとつやっていない。
平然と自らのことばを反故にした村山に比べ、マイナスがないというだけのこと。
ただ、社長とはそうあるべきでもあります。
社長が前面に出てくるときは、往々にしてチームがうまくいっていないとき。
しっかりと陰で支えていただきたい。
そう思っていたのですが、
この方もやはり、いままでのご歴々同様、責任感が欠如しているようで…。
憐み
オリックスの西名弘明球団社長は、マーリンズ・イチローについても言及。
かねて日本球界に復帰する場合は門戸を開く構えを示しており「この(最下位に沈んだ古巣の)状況をイチローはどう思ってるのかな」とポツリ。来季も現役野手最年長となる43歳で、メジャー17年目のシーズンを迎えることが決まっているだけに「51番も、ライトも空いてるし。あわれみはないのか…」と寂しそうだった。
情けない。
ただただ情けない。
いつまでイチローにおんぶにだっこのつもりなのか。
毎年恒例のラブコールとはいえ、
「あわれみはないのか」とは。
誰がオリックスをこんなチームにしたのか。
「あわれみ」を感じさせるようなチームにしたのか。
チームの長であるあなたは、その責任を感じませんか?
そこにチームの責任者としてのプライドは、毛頭ない。
自らを責めることはなく、
わたしたちが心から愛するオリックスバファローズに「あわれみ」を感じてほしいとは…。
情けない。
ただただ情けない。
このチーム、
根幹から腐っているのかもしれません。
ほんとうに。