~オリックス・二軍、ただいま最下位独走中 の巻~
3勝11敗
ワールドシリーズ2度優勝の、オリックスの至宝・田口壮を新監督に迎えた今季のオリックス二軍。
ただいま、3勝11敗で最下位を独走中。
開幕前には、育成と勝利の両立を公言していた田口監督。
なかなか難しい現実が立ちはだかっている様子。
4月3日、FOXでソフトバンク二軍との対戦が放送されていたのでその感想を。
齋藤綱記、佐野皓大
オリックスの先発は、期待の2年目サウスポー・齋藤綱記。
昨年に比べるとだいぶまとまってきました。
まだ下半身がうまく使えていませんが、体がしっかりできれば非常に面白い素材。
さすが山田久志が賞賛しただけのことはあります。
齋藤が危険球退場後に緊急登板となったのが、こちらも高卒2年目の佐野皓大。
3回2/3で与四球5と大荒れ。
制球力はまだまだアマチュアレベルも、
指にかかった時のストレートとスライダーは、ソフトバンクの秘密兵器・スアレスと双璧。
一軍がどうとかいうレベルにはまだ達していませんが、齋藤、佐野ともに成長が窺えました。
チーム打率,205
15試合を終えて、
チーム打率,205のオリックス二軍打撃陣。
振りが鈍い。
結局、散発3安打の完封負けでした。
実戦復帰の安達は1安打を放つも、まだタイミングがうまくとれておらず、
まあまあなのが川端。
期待の奥浪はトップを作るのが遅く、
武田は一時期のスランプを脱した感じもいかんせん線が細く、一軍レベルの投手のストレートを打ち返すにはまだまだ力不足。
一軍のピンチは二軍のチャンス
大城が急遽一軍昇格となったように、今季のオリックスは一二軍の風通しが良好。
それもこれも福良-田口のホットラインがしっかりしているから。
一軍のピンチは二軍のチャンス。
これを活かさねば、もったいない。
そして、なんとか最下位脱出を。