祈優勝! オリックスバファローズ

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2016オリックス契約更改

~オリックス・契約更改⑦松葉・海田・山崎福也 の巻~

松葉貴大

○3650万円←2850万円

今シーズンは個人として4年間の中でイニングも長く投げる事ができ、一番充実したシーズンだったと思います。
来シーズンは競争に勝って、開幕ローテーションに入って1年間投げぬき、結果を残していきたいなと思います。
自分が二桁勝たないとチームが優勝できないと思うので、オフはしっかり練習していきたいと思います。(オリックスバファローズ・オフィシャルウェブサイト)

4勝→8勝→3勝→7勝
4.19→2.77→4.28→3.26
プロ入り4年間の、松葉の勝ち星と防御率の推移です。

プロ2年目の成績も立派でしたが、チームの勢いに乗せられた感も強く、案の定翌年は自壊。
躓いた3年目を無駄にせず、4年目の今季は、入団後最多の133回2/3を投げぬきました。

シースン中盤調子を落とし、中継ぎに回ったこともありましたが、
その経験も無駄にせず、先発復帰後は4戦2勝。

800万円アップですが、もっとあげてもいい気がします。

今季はキャンプ時から先発にこだわり、先発仕様の調整を行ってきた松葉。
オープン戦ではまったく結果が出ず、今シーズン期待することを止めたほどでしたが、あの惨状からここまで持ち直すとは予想だにしませんでした。

その裏には、合同トレを行った大学の先輩・上原浩治(シカゴカブス)からの助言が活かされていたようで、
今年の冬もその上原と合同トレを行うとのこと。
今シーズンワールドチャンピオンに輝いたカブスからオファーを受けた上原から、多くのことを学んでほしいものです。

課題の左打者対策ができれば、
自己初の二桁勝利も十分可能でしょう。




海田智行

○3650万円←2500万円

球団からは左ピッチャーとして代えがきかないピッチャーであると言って頂きました。
今シーズンは個人としては50試合登板できたという事がありますが、チームとしては最下位なので悔しいシーズンでした。
今年はバッターをより見えるようになったのが収穫だと思います。
登板前はバッターを観察し情報を整理して登板に臨み、登板中はバッターの反応などを見て投げられるようになりました。
来シーズンは個人的には最低50試合出場で今年の成績以上を目指し、チームとしては優勝を争えるように頑張っていきたいと思います。

50試合登板は立派の一言です。

こちらも松葉同様、キャンプ・オープン戦と結果が出ず、
一軍初登板は5月に入ってから。
徐々に大事な場面を任されるようになり、積み上げたホールドは15(吉田に次いでチーム2位)。
佐藤・塚原より多いのですから、いかに重宝されていたかが分かります。

球が速いわけでも特別な変化球があるわけでもない海田のこの成長。
自らも語っているように、打者との駆け引きがうまくなったのでしょう。
長く野球人生を続けるには、この才能は必須。
とくにサウスポーならば。

昨季は48試合、
今季は50試合の登板と、2年続けて結果を残しています。
海田智行、
オリックス中継ぎ陣に欠かせない存在となりました。




山崎福也

○1900万円←1700万円。

今シーズン良かった点というのは、途中からセットポジションで投げるようにしてコントロールが良くなったことです。また真っ直ぐの質もよくなり、それで変化球もよくなりました。
オフは体力強化とスタミナアップを目指します。
来シーズンは1年間ローテーションに入ることと、2桁以上勝つことが目標で頑張ります。

昨年は吉田一将とともにプエルトリコのウインターリーグに派遣。
途中離脱の吉田と違い、
最後まで投げ切った山崎には大きな期待を寄せましたが、思ったほどの結果は出ず。

六大学で戦った日本ハムの有原に大きな差を付けられました。
ただ、
ある程度完成された状態で入団した有原に比べ、まだまだ未完成であった山崎。
大学の後輩・上原(明大→日本ハム)が山崎以上にさっぱりであったように、
大型左腕の開花には時間を要します

全治不明と診断された左肩痛も軽症であったようで、秋季キャンプでも登板できるまでに回復。

2年の準備期間は過ぎました。
来季こそは、ローテ入りを。

追伸:あと1日一軍に登録されていれば、出来高の5000万円を手にしていた山崎。
その事実を分かっていながらも、「チームに迷惑がかかるんで」と素直に首脳陣に打ち明けたその勇気。
なかなかできることではありません。
私なら500円でも黙っています。

活躍することで、5000万円くらいならば十分取り返せるという自信もあるのでしょう。
山崎の覚悟に、感服です。




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