祈優勝! オリックスバファローズ

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2016オリックス契約更改

~オリックス、契約更改⑫金子・西・岸田 の巻~

金子千尋

5億円←5億円(4年契約3年目)

今シーズンは投げる事ができて、これだけ結果がでていないシーズンはあまりないので悔しいシーズンでした。
ファンの方や球団、色々な関係者の方の期待や要求に応える事ができず、申し訳ない気持ちです。
続けて成績を残す事は簡単な事ではないというのは分かっています。
チームが優勝する為には、チームみんなが期待以上の成績をを残さないといけないと思っています。
シーズン序盤で成績を残さないと盛り返すことは難しいので、シーズン頭からうまくスタートできるように頑張っていきたいです。(オリックスバファローズ・オフィシャルウェブサイト)

マウンドに金子がいなかった2015年。
マウンドに金子がいた2016年
二年続けての西武プリンスでの開幕戦ながら、そこに金子がいるだけで、安心感がまったく違いました。
コーディエの失態で開幕戦を落としましたが、
振り返ると、この日から金子はおかしかった。
6回2/3を投げて、球数137、与四死球7

「僕がピッチャーとしてずっと理想にしていたことが、かっこよく三振を奪ったり、勝ち星や防御率の数字をよくすることではなく、負けないピッチングをすることだった。マウンドを任された試合で「負けない」ことこそが、エースと呼ばれるピッチャーに最も必要な条件だと、当時も今も、僕は思っています」(「どんな球を投げたら打たれないか」著:金子千尋)

そう語る金子にとって、
7勝9敗という、プロ入り初の負け越しを喫した昨シーズンの成績は到底納得できないものだったでしょうし、
金子の語る条件に照らしあわせれば、もはや金子はエースとは呼べません

黒田が去り球界最高年俸となった金子。
4年契約総額20億円の2年目を終え、ここ2年間の成績、14勝15敗
期待外れの一言です。
が、
オリックスのエースは、やはり金子です。
12年のプロ生活、低迷するオリックスで勝ち取った104勝。
積み上げたこの白星たちが、いまもなお、金子への信頼感を生んでいます。

今年こそ、エースにふさわしい活躍を期待しています。




西勇輝

○1億3000万円←1億2千万円

今シーズンは前半苦しかったですが、後半は自分が思うように投げる事ができました
勝利数もほしいですが、まずはしっかり試合を作る、試合数だったり、イニングであったり、チームに迷惑をかけることのないように怪我なくやっていけるようにしたいです。
来年は個人として欲を出さず、冷静に、そしてチームとしてはスタートダッシュが大事だと思うので、その為の準備をしてしっかりやっていきたいと思います。

絶好調のディクソンのローテを変更してまで西をぶつけた、4月10日のソフトバンク戦。
その甲斐なく、5回1/3、6失点で開幕3戦連続KO。
その時点での防御率、12.83
最終的には3年連続二桁勝利と持ち直しましたが、これで満足するピッチャーではないでしょう。
1000万アップの評価ですが、シーズンを早々と終わらせた一因をつくったわけですから、ダウンでもおかしくないくらい。

ただ、長年組んできた伊藤、昨年の山崎に代わって、若月とバッテリーを組み始めてから復調著明。
この好投は、今季に向けて最大のメリットです。
昨日も書きましたが、先のことは考えず、開幕2戦目に西をもってきてほしい。
西も上述のコメントのなかで、スタートダッシュが大事と語っているように。

思えばあの栄光の2014年、
西は開幕から8連勝と神がかったピッチングをみせていました。



岸田護

9000万円←9000万円(3年契約3年目)

勝ちたいという気持ちが一番強いです。
いいチームだと思っているので優勝するには個々のレベルアップの為に練習が一番だと思ってます。
これから間違いなく強くなっていくチームだと思うので、若手に負けず、若々しく、チームの歯車にカチッとはまることができるよう、頑張っていきたいと思います。

そう、オリックスはいいチームのはずなんです。

昨季は5月に故障で離脱。
今季からは先発に再転向
もともと変化球が豊富で先発型の投手。
抑え転向前には二桁勝利を挙げた実績もあります。

残り1~2つの枠を、東明・山崎福・近藤大・山田・ルーキーの山岡らと争います。
厳しい戦いとなりますが、なんとか勝ち取ってほしいところ。

ですが本心では、
先発転向によって、岸田がブルペンからいなくなることを非常に心配しています
投手陣最年長の岸田は、間違いなくオリックスブルペン陣・投手陣の精神的支柱。
岸田が先頭に立って行う、勝利ゲーム後のベンチ裏での尻たたきなどは、そのことを如実に表しています(苦しみばかりのオリックスファンにとって、微笑ましいあの風景は最高の瞬間の一つでしょう)。

2年前平野恵一が担った役割を、岸田にやってもらいたい
それができるのは岸田しかいないと思っているので。

「これから間違いなく強くなっていく」チームにとって、岸田の力がまだまだ必要です。




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