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2016オリックス契約更改

~オリックス・契約更改⑭杉本・鈴木昂平・八木 の巻~

杉本裕太郎

600万円←600万円

今シーズンは1軍に1試合しか出場することができず、またファームでも活躍していないまま、後半怪我をして、とても悔しい思いでした。
1軍に出場した際は、試合の雰囲気、他球団のエース級の投手の球を見ることができたので良い経験になりました。
オフは体力の向上と下半身の強化、そして秋季キャンプにバッティングの課題をコーチに教わったので克服できるように頑張ります。

新人合同自主トレのニュースが紙面を賑わすなか、
昨年のこの時期、主役はこの選手でした。
ドラフト10位・杉本裕太郎。

田口が「10億稼げる男」と称賛したように、
その素材は一級品。
そういえば、春季キャンプの視察に訪れたメジャー関係者も杉本を絶賛していました。

が、プロの壁は想像以上に厚く、
今季の一軍出場は、奥浪とともに上がった甲子園での阪神戦のみ。
いきなり一番打者で起用も結果は残せず、一日でファームに逆戻り
ここまでかというほどのドアスイングに、唖然としたことを覚えています。

しかし、
大学社会人経由ながら、
即戦力としてではなく、素材型としての指名なわけですから、
昨季の結果にうつむく必要はありません。

敬愛するラオウのごとく、前進あるのみ。
課題のドアスイングを矯正すること。
まずはここからです。

身長190㎝、体重92㎏。
この杉本を開花させることが、はたしてオリックスにできるのか。
育成に舵を切ったオリックスの真価が問われます



鈴木昂平

○950万円←800万円

今シーズンは与えられた出場機会である程度守備では結果を残せたかなと思っています。1軍では緊迫した場面でのプレー、球場の雰囲気を感じるなどの経験ができたことは収穫かなと思います。
終盤で出場する事が多かったのでバッティングでは1打席を大切にし、小技など、指示が出たときにアクションを起こせるようにして、チームからの信頼を得たいと思います。
全ての面でレベルアップして、来シーズンは100試合出場を目標に頑張っていきたいと思います。

こちらは杉本と違い、即戦力としての獲得。
大学時代から評価の高かった守備と細かい野球を積んできた経験が買われての指名でしたが、
プロのレベルはもうワンランク上で、
小さなミスも目立ちました。

ただ、同タイプの縞田や岩崎よりも重宝されたのは事実
シーズン後半は攻守ともに大事な場面で起用されることも多くなりました。

来季いきなりレギュラー奪取とはいかないでしょうが、
守備固め、犠打要員、代走と、
シーズン通して一軍にいれれば、これほど力になる選手もいません。

今年の経験を来季にいかしてほしいですね。



八木亮祐

1600万円←2000万円

今シーズンは何かを考える間もなくあっという間に終わってしまったという感じです。
自分はストレートを中心にした投球スタイルだと思っているので、オフは真っ直ぐの質を高めて、フォームや体作りを基礎からしっかりやっていきたいと思います。
チームに少しずつ馴染んできて、多少なりともわかってきたと思います。
来年、バファローズで皆さんに覚えていただけるよう、1軍で投げて、頑張っていきたいと思います。

厳しい言い方をすれば、
いまのオリックスで最も知名度の低い選手。
最後の猛牛戦士・近藤一樹との交換でオリックスに移るも、まったく結果を残せず一軍登録もなし。

松葉・海田の成長があり、
最悪の左腕欠乏状態からは脱した感のあるいまのオリックス。
このことが八木の立場を、さらに厳しいものにしています。

2013年には規定投球回数に達し、完封勝利も挙げた八木。
規定投球到達、完封勝利。
どちらも、松葉・海田がいまだ成し遂げていない実績。
力はあります。

パリーグの水に慣れた、今季の八木に期待します。




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