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2017ドラフト

~オリックス、台湾のエース・呂彦青をリストアップ の巻~




 呂彦青

10月12日、デイリースポーツの記事です。

オリックスが新外国人候補として台湾代表の左腕・呂彦青投手(ルー・ウェンチ)=21=国立台湾体育運動大=をリストアップしていることが11日、明らかになった。

呂彦青は10月に台湾で行われた「BFAアジア選手権」に台湾代表のエースとして参加。日本との決勝戦に先発した。西武、楽天、阪神も視察に訪れる中、オリックスは左腕不足のチーム状況もあり熱視線を送った。

左腕不足が著明なオリックス。
左のエースの座を掴みかけた松葉は、好調続かず二年続けて勝ち運に見放される。
初完投を完封で飾った山崎福也は、終わってみればそれだけ。
山田にいたっては三度の先発、すべて惨憺たる結果に終わる。

力不足のサウスポーよりも力のある右を使えばとも思うのですが、
今年のドラフトの指名予想をみても、どうしてもチームは左にこだわっているようで…。

結局は、
呂彦青が、ただの左ピッチャーかそれとも、力のあるサウスポーか、そこが大事。

結論から言うと、
ドラ1クラスの、力のあるサウスポーです。



熱視線

BFAアジア選手権決勝。
頭部に送球が当たって大事をとっていた田嶋が、日本のエースとして初登板。
それを楽しみに観ていたのですが、
ここで目を引いたのが、この呂彦青。

力のある球で、社会人オールスターの日本打線を抑え込みました。

台湾・新荘棒球場で行われたBFAアジア選手権決勝。居並ぶ日本スカウト陣の目をくぎ付けにしたのは日本のエース田嶋(JR東日本)ではなく、呂彦青だった

細身の左腕から繰り出すMAX148キロの直球に落差が大きくキレのあるスライダー、そしてチェンジアップに日本代表が翻弄(ほんろう)される。四回までわずか1安打。五回に味方の失策などもあり3失点(自責点2)で途中降板したが、その投球は強烈なインパクトを残した。

あるスカウトは「正直、きょうに関しては田嶋くんよりもキレも制球も良かった。スタミナがつけば日本のプロ野球でも十分通用すると思う」と高評価した。

特に熱い視線を送ったのがオリックス。2人の国際渉外担当を派遣する力の入れようだった。

即10勝とまでは言い切れないものの、将来性豊かなピッチャーであることは間違いありません。
彼が獲れれば、上述の通り、ドラ1をもう一人獲得したのと一緒。

呂彦青、ぜひ欲しいピッチャーです。

下は2年前、当時東京ガス・山岡泰輔との投げ合いです。
山岡、スライダーキレキレです。




 田嶋vs呂

では、
オリックスドラ1最有力候補の田嶋と比べてはどうかというと、
現時点では、田嶋の方が上でしょう。

今ドラフト、
私は清宮を最も評価していますが、
田嶋も立派なドラ1クラスの投手であることは間違いありません。
豊作といわれた昨年のドラフト対象であったとしても1位だったと思います。

田島大樹、
左では、というか、
今年のドラフト、ナンバーワンピッチャーだと思います。

ただ呂も十分ドラ1クラスの好投手。

阪神御用達のデイリーが、
阪神のスカウトが視察に訪れていながら、オリックスの記事にしたことでも、オリックスの本気度が窺えます。

2016年楽天に育成で入団した、同じく台湾出身の宋豪家はCSの秘密兵器ともてはやされています。

外国人枠の関係はあるものの、
力のあるピッチャーは一人でも欲しい。
それが左ならなおのことです。



 この時期

ドラフトまであと2週間。
いろいろな選手の名が出てきました。

いまのところ、
隠し玉クラス、すなわち下位指名もしくは育成指名予定の選手が多いのですが、
それでもワクワクします。

1位は即戦力左腕か、それとも10年に一人の大砲か?
喫緊の課題である内野手はいったい誰を獲るのか?
現在5人、しかも伊藤はFA獲得間近。捕手の指名は?

楽しみが尽きません。

ただ本音は、
この時期まだ、試合で楽しみたいのですが…。




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