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2017ドラフト

~オリックス・ドラフト1位、田嶋大樹に決定? の巻~




 田嶋大樹

今朝の日刊スポーツの記事。

 オリックスが今秋ドラフトの1位指名をJR東日本・田嶋大樹投手(21=佐野日大)に決めたことが21日、分かった。

投手優先の方針を早くから固め、このほど「田嶋1位」で確定。オリックスにとっては大阪桐蔭・藤浪晋太郎(阪神)を1位指名した12年以来のくじ引きとなる可能性が高い。13年以降はJR東日本・吉田一将、青学大・吉田正尚ら即戦力候補を単独指名し、1軍戦力を補強してきた。田嶋は侍ジャパン社会人代表でもエース格の152キロ左腕で、複数球団の指名が確実視される。

ただ、くじ引きのリスクを冒しても「どうしてもほしい投手」と球団関係者は明かす。投手力強化へ、社会人NO・1左腕へ狙いを定めた。

ついにこの日が来たか~、というのが第一印象です。

清宮プロ入り会見時は、オリックス以外清宮とセンセーショナルに扱われ、
一応清宮との面談には向かうも取り立てて記事にもならず、
加えて野球好きなオーナーからの(余計な)鶴の一声。

それでもこの時期まで確定報道がなかったゆえに、清宮指名へ一縷の望みをもってはいましたが、
ドラフトに強い日刊スポーツの記事。
私の、小さな小さな抵抗も、残念ながらここまでのようです…。

まだ日刊のみの報道、
しかも誤報も多いドラフト関連記事ですので、清宮指名の望みは一応捨ててはいませんが…。



 逃げのドラフト?

一本釣りが多いここ最近のオリックスのドラフトですが、
私的には別にクジから逃げているという印象は、正直ありません。

2010年、大石→伊志嶺→山田と3度クジを外した後も、
2011年は高橋周平、2012年は藤浪晋太郎に果敢にチャレンジ。

翌2013年から4年連続で単独指名なので、クジから逃げている印象が強くなっているのですが、
2013年の吉田一将は、ドラフトファンがビックリしたまさかまさかの単独指名(まるで昨年の佐々木(ロッテ)のようなエアポケットでした)であり、
2014年の山崎福也は、今年と同じ左腕不足ゆえのもの(目玉の有原(日本ハム)は、大学4年時、その実力が特に抜けていたわけではありません)。

そして黄金の2015年の吉田正尚、2016年の山岡泰輔
ドラフト時はそこまで評価が高くなかった二人ですが、プロ入り後の活躍は他チームのドラ1に比べても出色(吉田は実力の半分も出てはいませんが)。
つまり、スカウトが獲れる選手の中から選んだのではなく
他チームのスカウトが見極めることができなかった吉田・山岡の力をしっかりと把握し高評価した結果、単独となったものといえます。

そんなオリックススカウト陣が、清宮を捨てて決めた、1位・田嶋大樹。

信じましょう。



 今年は清宮がいる

実際、私も田嶋に関して、
昨日の記事で、清宮に次ぐ2番目の高評価をしていました。

清宮がいなければ、
清宮さえいなければ、
田嶋指名の決定に諸手を挙げて拍手していたことでしょう。

ただ、今年は清宮がいます
打っては10年に一人の逸材で、
その注目度は、
今季約10%ダウンのオリックスの観客動員数を、彼一人でV字回復できる可能性を秘めた、怪物・清宮幸太郎が。

正直、26日のドラフトでオリックスの指名選手が呼ばれるまで、
オリックス・清宮幸太郎誕生のわずかな可能性を信じていたかった

もちろんまだ分かりませんが…。



 その効果

と、女々しい愚痴はとりあえずここまでにして、
オリックス・田嶋指名確定となると、
他球団が田嶋にいきにくくなるのは事実。

これで田嶋が単独で獲得できるとなると、このドラフト成功ということになります。

清宮清宮といっていても、ドラフトが近づくにつれ、ピッチャーが欲しくなるのが現場の性。
あの松井でさえ4球団、
中田にいたっては分離ドラフトでありながら、佐藤由規(仙台育英→ヤクルト)の後塵を拝する4球団と、
現実問題として、バッターよりもピッチャーを選択する傾向が強くなります。

今年の清宮に関しても同様のことがいえるでしょう。
そのとき、
このオリックス・田嶋指名確定(まだ未確定ではありますが)がどのような効果をもたらすか

ここが今ドラフトの大きな分かれ道となるでしょう。

しかししかし、
清宮という大魚を目の前で逃すのは、何度も言いますがもったいない…。

田嶋が素晴らしいピッチャーであるのは重々承知の上で、もう一度言います…。




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