祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

2017オリックスファーム

~オリックス二軍、開幕ダッシュを決める の巻~

 2位

一軍より一足先に始まったウエスタンリーグ。
昨年、ダントツの最下位を喫したオリックス二軍は、
ずっこけた一軍と違い、好スタートを決めました。

7試合を終え、4勝2敗1分け

3月25・26日の舞洲では、
昨シーズン4勝23敗と力の差をこれでもかとみせつけられたソフトバンク相手に2連勝。

首位と1ゲーム差の2位につけています。

原因は、先発投手陣の充実。
4勝のうち3つは、一軍レベルの投手である岸田、松葉、青山が挙げたものです。

勝ちはつかなかったものの、
3月30日の鳴尾浜での阪神戦では、ドラ1の山岡泰輔が登板。
7回を4安打無失点に抑える好投をみせました。

特筆すべきは、11個を数えた奪三振で、
二軍クラスとは格が違うといったところでしょうか。

来週のプロ初登板が楽しみです。



 突き上げ

貧打極まったオリックス一軍。
彼らを脅かす若手の台頭が待ち遠しいものの、いまだ現実味を帯びず。

ウエスタン打撃十傑にオリックスの選手は誰も入らず、
武田は,273、宗は,250、
奥浪は,188で、園部、杉本に関しては規定打席にも達していません

春季キャンプでもオープン戦でも、
若手の突き上げは皆無。
残念ながら、その状況はシーズンイン後も変わりありません。



 蕾

それでも、二軍監督・田口壮は、
ほぼ日刊イトイ新聞「初めての二軍監督」のなかでこう述べています。

去年に比べてずっと頼もしくなった我がチーム

今までは「自分だけで野球をやっていた」彼らが、
「自分はチームにおいてどんな役割を担っているのか」
を考え始めています。

何度も引用していますが、
二軍監督就任時、田口は語っています。

「やっぱり20年近く負け続けているチームですから、いわゆる負け慣れているところがある。20年分がずっと、伝統的に刷り込まれているわけですから、それを全部払拭することは簡単ではありません。根気強くやるしかないんです

伝統的に刷り込まれた敗北の遺伝子が、いかにチームを蝕んでいたか
先だっての開幕三連戦を観て、否応なしに自覚しました。

根気強く根気強くやるしか、変わる手立てがないことも。

田口のおかげで、
オリックス二軍は少しずつ変わってきています

彼らこそがオリックスの未来。
その未来に小さな蕾がちらほらと膨らんできました
きっと大きな花が咲く。

心からそう信じて、
荒んだ心を慰めます。




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