祈優勝! オリックスバファローズ

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2017オリックスファーム

~オリックス、フレッシュオールスターで輝けず の巻~




 もってなく

明日からのオールスターに先駆けて、
静岡でフレッシュオールスターが行われました。

オリックスから出場は、
吉田凌、宗佑磨、吉田雄人、杉本裕太郎の4人。

雨のなか始まった試合は0-0で進み、
九回無死二塁で、打席には宗
ここでタイムリーを放てば、MVP当確の場面でしたが、いい当たりのレフトライナー。

過去にはイチローや藤井康雄もMVPに輝いたこの大会。
宗に期待しましたが、もってはいませんでした。



 宗佑磨

ウエスタンの三番サードでスタメンの宗

極端なオープンスタンスで、
入団当初に比べ、かなり強く振れるようになっています。
それもこれもやっとプロの練習に耐えうる体ができたからでしょう。
ただ、それでもまだ線が細い。

以前の記事でも書きましたが、
始動時のヒッチは改善されておらず、下のピッチャーにも差し込まれる場面もあり、
上のピッチャーに対峙したときはかなり苦労しそう。

それでも、今日出場した四人のなかでは最も伸びしろを感じさせ、
ウエスタン打率3位の片鱗は見せてくれました。



 杉本裕太郎

六番ライトで先発の杉本

あいかわらず、立ち姿が画になりますが、
あいかわらず、インサイドアウトのスイングができていない

プロ初出場となった昨年の阪神戦に比べればだいぶよくなったものの、
それでもまだ要改善。

高卒ルーキーのみえみえのスライダーにバットも空を切り、
勉強することは多そう。

大卒社会人で年齢もくっていますが、それ込みのロマン枠での指名。
大輪の花を咲かせるだけの素地はあります。
あとは本人の努力次第。
なにか掴んでくれれば大きいのですが…。



 吉田雄人

八回、代打で一打席のみ出場となった吉田雄人
とくに大きな印象は残せず。

下でも打率は2割前後とふるわず。
しかし、
シーズン序盤の勢いを取り戻せば、十分戦力になりうる器。

ただ、まだまだ走攻守すべてにおいてスケールアップが必要
5年目で大きく羽ばたいた武田のあとを追って、一層の努力を。

明るく好青年のキャラはチームに欠かせない存在です。



 吉田凌

投手で唯一の選出となった吉田凌

規定投球回数にわずかに足りないものの、防御率は驚異の1.50

七回1イニングの登板。
楽しみに観ていましたが、
自慢のスライダーを封印し、全球ストレート勝負

オールスターということでの選択とはいえ、
正直言って、10年早い。

140前後のストレートはとくに低めに制球されたわけでもなく、
相手が一軍の打者ならば、球速的にもことごとく弾き返されていたことでしょう。

ストレートで勝負したいという投手としての先天的矜持は理解できますが、
こういう晴れ舞台だからこそ、
得意のスライダーを織り交ぜ、イースタン選抜相手に圧倒的なピッチングをみせてほしかった。

吉田の今日の登板、
ちょっと残念でした。



 山岡、黒木

杉本、宗。
中日の石岡や阪神・大山、日本ハムの森山など、
スイングの強い選手が増え、試合自体は楽しめました。

あとはそこにいかに技術を足していくか。
そこが一二軍の分水嶺となりそうです。

しかし、当初はこちらに出場とされていた山岡・黒木
フレッシュオールスターを観て、彼らの凄さを再認識しました。

あまり興味のもてないオールスターですが、
久しぶりに本腰入れてみてみようかなと思っています。




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