祈優勝! オリックスバファローズ

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2017オリックス

~オリックス、2017年スタート の巻~

新年

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
今年も、ただ一途に、
愛するオリックスバファローズを応援してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

海の向こうでは、昨年、
シカゴカブスが「ヤギの呪い」を解いて108年ぶりに優勝を果たしました。
2010年から2014年まで5年連続で地区最下位だったカブスのワールドチャンピオン制覇。
これは決して一過性のまぐれではなく、
地道な改革の末になされたものでした。

2012年、ボストンレッドソックスを世界一に導いた、セオ・エプスタインを球団副社長として招聘し、
マイナー組織の充実を図り、
2015年、名将ジョー・マドンを監督に迎え、若手をどんどんと登用。
そして2016年、悲願のワールドシリーズ制覇。

12球団でもっとも日本一から遠ざかるオリックスも、
参考にすべき点が大いにあるでしょう。



三要素

シカゴカブスの優勝までの過程を端的に書きましたが、
さらに要約すると、
1 優秀なフロント
2 優秀な監督
3 マイナー組織の充実と若手の登用
ということになるでしょう。

シカゴカブスの成功をオリックスに置き換え、
みていきたいと思います。



フロント・監督・二軍

1 優秀なフロント

そうなる可能性を秘めた加藤康幸(実際、チーム統括本部長として楽天の日本一に寄与)を昨年限りで放逐し、
長村裕之を再び球団本部長兼編成部長に。
加藤に関しても、
吉田正尚や若月らの獲得等の光もあれば、
中島・小谷野、ブランコ、コーディエ・ボグセビックといった助っ人陣といった陰もあり、
毀誉褒貶あい乱れるところですが、
少なくとも編成部長として「誉」「褒」のない長村よりは数段期待できました。
この点はまた一から出直しでしょう。

2 優秀な監督

オリックス監督・福良淳一
名参謀であることは間違いないのですが、名将とは決して呼べません。
バントへの固執、早すぎる守備固め、左右病といった目にみえる采配ミスが多くみられ、
まともな采配があれば、少なくとも5位にはなっていたはず。
この点は、今季の自らの采配を反省し、来季改めてほしいもの。
自らが巧打の二番打者であったゆえに、少なくともバント偏重は来季も続きそうですが…。

3 マイナー組織の充実と若手の登用

若手の登用に関しては、薄すぎる選手層のため、吉田雄人以外の全野手を一軍戦に起用。
貴重な経験を積ませました。
少なくとも一軍の華やかな舞台に触れたことはマイナスになることはなく
あとはその体験を彼らがどう活かすか。

マイナー組織の充実ですが、
二軍施設の舞洲移転を機に、いわゆる三軍制を敷き、数は揃えました
ただ、昨年のオリックスファーム成績は一軍に負けず劣らずの壊滅的な惨状で、充実しているとは決して呼べず。
ここに関しては、田口に期待でしょう。
高校出のプロスペクトも多くいます。
彼らが高いレベルで競い合えば、自然と充実していくはず。
三軍制により、厳しさも必然的に増すことでしょうから。



祈り

新年、一回目の記事。
MLBで優勝から最も遠ざかっていたシカゴカブスの例をとり、オリックス優勝の可能性を探ってみましたが、
明るい希望を皆様にお届けすることはできませんでした。
申し訳ありません。

いろいろ書きましたが、
田口のこのことばに尽きると思います。
「やっぱり20年近く負け続けているチームですから、いわゆる負け慣れているところがある。20年分がずっと、伝統的に刷り込まれているわけですから、それを全部払拭することは簡単ではありません。根気強くやるしかないんです」(NumberWeb)

ファンも今季強く応援するしかないのでしょうね。
ただ、
もう結構長く、根気強く応援しています
悪しき刷り込みが払拭されるのが今年であると信じ
今年もオリックスバファローズを、心から応援していく所存です。
この声が、選手にチームに届くことを祈って。

今年もよろしくお願いします。




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