祈優勝! オリックスバファローズ

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2017オリックス

~オリックス、2017秋季キャンプ始まる の巻~




 2、3人出てきてくれたら

本日から17日までの予定で、オリックス高知秋季キャンプが始まりました。

福良淳一監督は「室内練習場まで準備していただきすばらしい環境で練習ができる。個々で課題は違う。限界に挑戦してもらいたいですね。来ているメンバーが個々のレベルアップを目指してもらい野手、投手2、3人出てきてくれたらと思います。そうすることでチーム力も上がると思います。(来季は)やるからには優勝を目指してやります」と力強く宣言していた。(デイリースポーツ)

育成の3人含めて総勢22人。

ここから投手、野手各2~3人ずつ出てくれればが、福良の希望。
少ないようにもみえますが、若手中心のこのキャンプで計6人が一軍の戦力となればしめたもの。
その有力候補を探っていきたいと思います。



 吉田一将、山本、黒木

まずは投手。

投手(12人):吉田(一)・青山・小林・山本・澤田・黒木・金田・赤間・山崎(颯)・鈴木(優)・大山・榊原

吉田一将、山本は来季の一軍ローテ候補
順調ならば、金子、西、山岡、田嶋とともにそこに入ってくる、入ってもらわないといけない選手。

不安が大きいのはブルペン陣。
クローザーの平野、平野不在時にクローザーも務めたヘルメンが抜ける可能性大

そこに入ってほしい筆頭は、やはり黒木優太です。
シーズン後半は疲労と精神面の問題から大崩れ。
ストレートもシュート回転が目立つという技術的な課題もありました。
首脳陣の起用法にも問題多かったものの、やはり一年戦えるだけの体力がなかったのも事実。
素材のすばらしさは昨年で証明できました。
来季はシーズン序盤の投球を最後まで続けてくれれば、平野の穴は埋まります。



 小林慶祐

中継ぎ陣では頭一つ抜けた感じの金田。
そのあとを唯一の左投手として頑張った大山が続きます。

青山、澤田、赤間、鈴木優がそのあとのグループですが、
澤田、赤間は球威、
鈴木優はコントロール、
青山は球のキレと、もう一つ足りない。

その課題が今キャンプで克服できれば、来季飛躍の可能性も高まります。

そして小林慶祐
ボールの威力は一級品。
フェニックスリーグでは先発転向し、2試合ですが結果も残しました。

飽和気味の先発ですが、平等なる競争の末に小林がそこに加わってくれば、
オリックス投手陣は一気に厚くなります。



 大城、宗、岡崎

続いて野手陣。

捕手(2名):伏見・若月
内野手(5名):西野・宗・大城・岡崎・坂本
外野手(3名):駿太・杉本・張

計10名とかなりの少数精鋭。
選りすぐったメンバーというよりも、期待の若手が彼らしかいないというのが現実でしょう。

空白の一軍セカンドの最有力候補が大城
福良が好む、昔の二番打者の典型のような働きができる選手ではありますが、いかんせん体が細い。
甘い球ならばスタンドに放り込めるようなパワーをつけてほしい

走攻守、技術的には安達がレギュラーのショートですが、その安達の回復度合いは不明。
ここも穴と考えた方がいいでしょう。
対抗馬は、宗と岡崎
守備面は岡崎、それ以外は宗が勝っていますが、守備が大事になるポジション。
私的には、岡崎の打力アップを待つよりも、宗の守備を徹底的に鍛えてもらいたい

ただし二人が足踏みするようだと、
年長のルーキー福田がかっさらう可能性もあります。



 杉本裕太郎

最後に外野手。

駿太は藤井との邂逅がすべて。
課題の打力アップ、これがもうラストチャンス。

そして、野手陣で最も楽しみなのが杉本裕太郎
走攻守すべてに秀でた才能を持つ、26歳のロマン枠選手が少しずつその才を発揮してきました。
新任の藤井も、期待する選手としてその名を挙げた杉本。
もし彼がレギュラーをつかめれば、オリックス野手陣、かなり楽しみになります。

主力組がほぼおらず、寂しいメンバーではありますが、
若手にとっては逆にチャンス。

各2~3人計4~6人といわず、計10人ぐらい上で働いてもらえれば。
福良が言うように、
選手には限界まで挑戦してもらいたいところです。




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