祈優勝! オリックスバファローズ

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2017オリックス

~オリックス、2017年・ベストナインに誰ひとり選ばれず の巻~




 またも

予想通りとはいえ、またもだれ一人選ばれず…。

ゴールデングラブに続いてベストナインにも、オリックスからだれ一人選ばれませんでした
Tがなんとか外野手3位に食い込むかと、淡い期待を抱いていたものの撃沈。
まあ、それが現実ということなのでしょう。

今シーズンを振り返る意味も込めて、
各部門ごとにみていきたいと思います。



 金子、若月

まずは投手。

投手
〇菊池 雄星(西)196
D.サファテ(ソ)34
東浜 巨(ソ)22
則本 昂大(楽)5
千賀 滉大(ソ)1

圧巻の成績を残した西武・菊池雄星が、
正力松太郎賞受賞のサファテ、東浜らを抑え初受賞。

オリックスのエース・金子には1票も入らず
今シーズンいくらか復調の兆しはみせたものの、この面々のなかに入るほどのことはなく。
来シーズンは4年20億の大型契約の最終年。
なんとか帳尻を合わすような大活躍をしてほしい。

続いて捕手。

捕手
〇甲斐 拓也(ソ)102
炭谷 銀仁朗(西)80
田村 龍弘(ロ)51
嶋 基宏(楽)23
髙谷 裕亮(ソ)1
岡田 雅利(西)1

西武・ソフトバンクの二番手キャッチャーの名がある一方、
オリックスからは、若月も伊藤の名もなく

昨年は1票獲得の若月でしたが、今年はランク外。
ゴールドグラブでも1票も入らず、ということは若月のいまの実力はこんなものだということ。
大きな躓きの年となった今季。
来季は依怙贔屓なく、伊藤と正々堂々の戦いです。



 マレーロ、西野

続いて一塁と二塁を。

一塁手
〇銀次(楽)160
山川 穂高(西)56
内川 聖一(ソ)21
T-岡田(オ)13
中田 翔(日)3
C.マレーロ(オ)2
明石 健志(ソ)1
J.アマダー(楽)1
中島 宏之(オ)1

ここでやっとオリックス勢の名が。
Tが13票、マレーロが2票、中島が1票。

ホーム踏み忘れで衝撃デビューを飾ったマレーロが2票獲得
シーズン途中入団のマレーロ。
フルシーズンに換算すると30本塁打超えの活躍でした。
来季はDHになるか一塁になるか未定も、
フルシーズン出ればどちらかでベストナインに選ばれる可能性ありです(一塁の守備は要練習ですが)。

二塁手
〇浅村 栄斗(西)246
鈴木 大地(ロ)5
銀次(楽)4
藤田 一也(楽)2
明石 健志(ソ)1

オリックスの正二塁手で、平野恵一の後継者は、
守備・打撃ともに精彩を欠き、当然のごとく圏外。

来季からはホットスポットに転向の西野真弘、
来季は正念場です。



 中島、小谷野、安達

続いてサード・ショート。

三塁手
〇Z.ウィーラー(楽)136
松田 宣浩(ソ)91
B.レアード(日)23
中村 剛也(西)4
中島 宏之(オ)2
 小谷野 栄一(オ)2

中島、小谷野が2票ずつ獲得。
中島のサードの印象はあまりないのですが…。

遊撃手
〇今宮 健太(ソ)90
茂木 栄五郎(楽)87
源田 壮亮(西)81

いつのまにか、パリーグのショートのレベルが上がりました。
病気離脱もあった安達の名がないのは仕方ないとはいえ、
では完調であったのならば上記三人を超えることができたかというと、
オリックスファンの私でも簡単に首肯はできず。

もうワンランク上のレベルアップが必要。
特に打撃面。
病気を抱える身だからと同情されたくはないでしょう。



 T-岡田、吉田正尚、ロメロ

最後に外野手。

外野手
〇柳田 悠岐(ソ)255
〇秋山 翔吾(西)253
〇西川 遥輝(日)174
C.ペゲーロ(楽)44
中村 晃(ソ)16
T-岡田(オ)16
上林 誠知(ソ)4
島内 宏明(楽)4
外崎 修汰(西)2
吉田 正尚(オ)2
大田 泰示(日)2
栗山 巧(西)1
近藤 健介(日)1

前述したとおり、オリックスの選手が選ばれる可能性があるならここかと思っていましたが、
T-岡田、惜しくも落選

西川が盗塁王を獲得しているとはいえ、158票差はあまりにも離れすぎかと。

守備が足が秀でているわけでもないT。
なにかタイトルをとらなければ難しいということ。
となれば最も近いのは本塁打王。
あと4本の上積みがあれば…。
藤井との再会に期待です。

吉田正尚に2票
確かに出場した試合でのインパクトはあったものの、
シーズン半分休んだ選手に票が入るのはどうかと…。
それでも同じシーズン半分欠場組の4割バッター日ハム・近藤よりも票が多いのは、
吉田正尚がそれだけの逸材ということの裏返し。

手術するなら早くして、
来季こそは万全な状態でシーズンを迎えてほしい。

最後は指名打者。

指名打者
〇A.デスパイネ(ソ)248
大谷 翔平(日)9
E.メヒア(西)1

本塁打・打点の二冠王のデスパイネの受賞は当然とはいえ、
あれ、
ロメロの名がここまで一度も呼ばれていない

ロメロ欠場とともに勢いが失せた今季のオリックス。
それくらいロメロに頼りっきりでした。
規定打席不足とはいえ、
DH部門では、同じ規定打席未到達の大谷より上でしょうし、
外野手部門では、上林よりは上のはず。

故障離脱がなければ、マレーロ同様、本塁打30本を超えていたはず。
来季こそはその豪打を一年中。



 選手個々の実力不足

昨年のベストナイン。
全部門で票が入ったのは、捕手部門・若月の1票のみ

それに比べれば、チーム成績同様少しはアップしているものの、
それでも選出者0が現実

シーズン中は、福良の采配を叩くことが多いのですが、
シーズン終わってみれば、
タイトルホルダーはおらず、
ベストナインにもだれ一人選ばれない。

つまり、選手個々の実力不足ということ。
これは明白な事実です。

選手一人ひとりのレベルアップなくして、チームの浮上はありません
選手個々の能力が上がればAクラス入りは決して難しいことではないはず(優勝となると福良の采配を改めてもらう必要がありますが)。

レギュラーなんてあってないようなもの。
よそのチームよりチャンスは転がっています。




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