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2017オリックス

~オリックス、山岡5・黒木3・近藤1の怪 の巻~




 新人王

プロ野球タイトル獲得者らを表彰する「NPB AWARDS 2017」が、本日開催。

新人王とMVPが発表され、
新人王は西武の源田
MVPにはサファテ(ソフトバンク)が輝きました。

今季の新人王レース、
序盤を牽引したのは間違いなく、オリックスの黒木優太
そのことは、
源田がオールスターには補充選手としての出場だったにもかかわらず、
黒木、そして山岡は、監督推薦で堂々と出場したことでも明らかです。

ゆったりとしたフォームから放たれる直球の威力はすさまじく
ストレートとスライダーだけで打者をバッタバッタと牛耳る姿に、
小松以来の新人王は間違いなしと、確信していました。



 2票と0票

その後、平野の離脱によりクローザーを襲名するもそこで調子を崩し、
黒木は新人王戦線から離脱。

代わって登場したのが、山岡泰輔
その頃は破竹の13連勝を飾るなど注目を浴びた西武の、ショートを務める源田の評価が高まっており、
その背中を追う展開でしたが、
途中4連勝を記録し、一気に源田を捕まえるところまでくるも、そこで息切れ(シーズンオフ明らかとなった右肩痛の影響もあったのかもしれません)。

結局、新人として、ショートとして、
全試合フルイニング出場を果たした源田が、久しぶりの野手新人王の栄誉を勝ちとりました。

投票結果は、
源田252票に比べ、
山岡は、ソフトバンクの石川と並び、たったの2票。
黒木に関しては0票

源田の受賞に文句をつける気はありませんが、
山岡にしても黒木にしても、もう少し票が入ってもという気はします。



 園部聡

オープン戦のころから私は黒木を高く評価し、黒木を新人王の筆頭に挙げていましたが、
もし黒木が獲れなくても、今季の新人王はオリックス勢が獲得できると確信に近いものを抱いていました。

それは、山岡であり、2年目の近藤大亮であり、4年目の園部聡であり。

山岡・近藤は私の期待以上の数字を残してくれましたが、
残念だったのが園部
今年のあまりの体たらくゆえ、
幸運にも来季も新人王の資格が残るほど。

復帰した藤井が期待する選手として名を挙げた園部。
その藤井との邂逅は、変わるチャンスではあります。
ただ、
それもこれも、園部の心がけ次第ですが…。



 不謹慎ながら

NPBアワードの目玉、最優秀選手(MVP)の発表。
前人未到のシーズン最多記録となる54セーブをあげたサファテの初受賞で幕を閉じましたが、
その投票結果に不可思議な点が。

受賞候補者3人の連記制で、
1位に5ポイント、2位に3ポイント、3位に1ポイントが入るMVPの投票方法。
全く縁がないと思われたMVP得票者の中に、違和感のある3人のオリックス戦士の名が

山岡泰輔5ポイント。
黒木優太3ポイント。
近藤大亮1ポイント。

これ、明らかに同一人物の仕業だと思われます。

このような神聖なる舞台で、
リーグ全体、はたまた命を懸けて戦ってきた選手のことを考えず、
自らの趣味嗜好に殉じ投票する

五臓六腑までオリックス愛に侵された記者の行為だと思いますが、
どう考えても今季の彼らが得票できるはずもなく、
そのために、MVP投票の価値自体を下げる結果となってしまっています。

これは懲罰ものの行為です。
しかし、
それだけオリックスのことを愛してくれている人物がいるということに、
不謹慎ながらどこか口元が緩んでしまう自分もいます。

来年、
山岡、黒木、近藤の3人がここに堂々と名を並べるような活躍をしてくれることを期待し、
そのときこのことを大笑いできれば…。
そう思います。




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