祈優勝! オリックスバファローズ

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2017オリックス

~オリックス、2017年10大ニュース・前編 の巻~




安定の4位

完全最下位、屈辱の2016年から1年。
2017年も終わろうとしています。

上も狙えず、かといって下に脅かされることもなかった、安定の4位が今年のオリックス
収穫があったといえばあったが、
実りある一年だったとは到底思えず。

年の瀬、
2017年のオリックスをベスト10形式で振り返ってみたいと思います。

今日は前編。
10位から6位までの発表です。



10位:巨人戦大逆転勝利

10位:巨人戦大逆転勝利

ヤクルトを3タテして始まった今季の交流戦。
続くカードは、苦手の巨人戦(東京ドーム)

虎の子の1点を守り、完封ペースだった西が、
今季を象徴するような崩れ方をみせ、村田の逆転本塁打を浴び一気に4失点。

1-4。
九回表。
ツーアウトランナーなし
テレビを消す準備をしたところで、代打ロメロが抑えのマシソンからレフトへ特大の一発。
そこからあれよあれよと奇跡の3連打。
小谷野のツーベースでとうとう同点に追いつきました。

ここで一気に逆転までいけず、
いままでの流れだと、結局救援陣が打たれて…と思いきや、
平野が無死一二塁を粘り
黒木が圧倒的なピッチングをみせ得点を許さず。

そして11回、安達がライトスタンド最前列に飛び込む本塁打を放ちついに勝ち越し。
武田も続き、
大逆転勝利
そして、巨人に雪辱のスイープ
交流戦、6連勝の好スタートをきりました。

オリックス前半戦の合言葉「つないで」が結実した、すばらしい試合でした。



 9位:4月の快進撃と5月の急失速

9位:4月の快進撃と5月の急失速

一瞬夢をみた4月
夢から叩き起こされ、現実に引きずり戻された5月

気付けば、血まみれでした。

この急転直下のGに、オリックスファンの多くが心身に不調をきたしたのではないでしょうか。

4月を15勝7敗の貯金8で終え、
「Aクラスは間違いない」と確信を抱くほどに浮かれたところが、勝利に慣れていない私の悲しさ。

5月、まさかの球団の月間敗戦記録に並ぶ19敗(6勝)を喫し借金13…。

ロメロの怪我がこの失速の原因といわれますが、
ロメロの穴を少しでも埋められる選手がいないという、層の薄さが真の原因でしょう。

しかし、
今シーズン最初で最後の首位攻防戦、
いや、2014年以来の首位攻防戦、
5月3日・4日の楽天戦での連敗が痛かった…。

初戦を金子でとっていたからなおのこと。
この2戦二つ、いや一つでも勝っていたら…。
タラレバは勝負事には禁句ですが、いまでもそう思わずにはいられません。



 8位:助っ人大当たり

8位:助っ人大当たり

今年は久しぶりに助っ人が当たりました。
ロメロ、マレーロ
ともにシーズン終了を待たずに再契約。

近年のプロ野球、助っ人の働きなくしてペナント奪取はほぼ不可能。
層の厚いソフトバンクですら、サファテ、デスパイネが主軸として働いている現実があります。

野手に限れば、
ヘルマン、ペーニャ、
古くはカブレラ、ローズ、ラロッカと活躍した外国人はいたものの、すべて他球団からのおさがり

自ら発掘したという点では、
2003年のブラウン、オーティズまで遡ります。

かたや1ヶ月半の欠場、
かたや6月中旬からの加入でありながら、
ロメロ、マレーロともに本塁打20本超え

来季二人で60本。
Tと吉田正尚合わせて120本。

決して夢物語ではありません。



 7位:福良続投

7位:福良続投

次期監督候補・田口壮につなぐまでは、
よきにせよ悪しきにせよ、この方でしょう。

とにかくバント
シーズン最多犠打をきめたこともある人物に、その効率の低さを説いてもたぶん馬耳東風

人望の高さは天下一品も、
ヘッドコーチならまだしも、将はそれだけでは戦えず。

ロメロ、マレーロ、吉田正尚、T-岡田。
加えて中島、小谷野。

現中心メンバーに足や小技を求めても無理。
福良が「やりたい野球」をやるのではなく、選手構成・特性を鑑み、
「彼らをいかす野球」、
言い換えれば「勝つための野球」をしないと

楽天・梨田監督が「あれは反則」とつぶやいた、一番・T、二番・吉田正尚を数試合の敗戦で即座にやめ
小技のきく大城・小島に固執する。

固定概念は悪

戦力は整ってきています。
選手も変わるべきですが、
監督自身も変わるべきです。



 6位:新人大活躍

6位:新人大活躍

今季の4位は、新人・新加入選手の活躍の賜物

山岡が8勝
黒木が6勝25ホールド
ドラフト5位の小林が2勝を挙げ、
糸井の人的補償で阪神から加入した金田が4勝

実質一年目の近藤大亮も1勝25ホールド

加えて
高卒ルーキーの、大器・山本由伸までもプロ初勝利

合計、22勝3セーブ52ホールド

彼らがいなければと考えるだけで、悪寒が走ります。

しかも、山岡、黒木はオールスターにまで出場し、
近藤も侍ジャパンに選出。

金銭的にも十分評価された彼ら。

二年目のジンクスを吹き飛ばす活躍を期待します。



 11位

明日、大晦日は、5位から1位の発表です。

なお、
惜しくもランク入りを逃した11位は、
マレーロ、ホームベース空過」でした。





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