祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

2018オリックスファーム

~オリックス・ファーム、最下位に沈む の巻~




最下位

見事なロケットスタートを決めた、2018年のオリックス・ファーム。
しかし、4月後半から失速し、5月は5勝10敗3分け
6月はここまで2勝8敗

いつの間にか貯金も消え、
消えたどころか、積み重なった借金は10

好調続く一軍とは、まさに対照的な戦いぶりとなっています。

首位阪神とは10ゲーム差の最下位
今季こそ20数年ぶりのウエスタン制覇を望んでいましたが、今年も霧散したようです。



コマ不足、迫力不足

失速の要因としてはいろいろ挙げられますが、
先発争いに敗れて下で調整中だった山本由伸の一軍昇格と、そこからのファーム低迷の一致を見逃すことはできません。

ただそれよりも大きいのは、
これまでも度々書いていますが、やはり打撃陣のコマ不足、迫力不足

チーム打率、チーム本塁打ともにリーグ最下位
それを強力投手陣が支えてきたものの、
疲労が出始め投手陣が早々と崩れる展開が多くなってきました。



張奕、投手転向

昨年一軍で頑張った伊藤や小島、鈴木昂平あたりが2割5分。
成長を期待する岡崎、吉田雄人、さらには根本も2割前後
和製大砲候補の園部は4発放つも、もう一人の大砲・杉本は0本
そして後藤駿太は毎年悪化で、一軍レベルに遠く及ばず。

加えて、育成の張奕は投手に転向(今春の激励会では打撃に手ごたえを感じていたと語っていただけに残念です)。

キャンプでは宗を、
シーズン後は西村を上に配給しましたが、これで人材が尽きるのが厳しいところ。



神戸文也、BC福井へ

東明、小林、山崎颯、松葉、K-鈴木で回すファームのローテ
この中堅陣に弾き飛ばされたのが、
昨年一年間ファームのローテを守った吉田凌や、佐藤世那、鈴木優らの高卒組

実力の世界とはいえ、
後輩の山本が上で八面六臂の働きをみせるのをどう感じるか。

また背番号降格の憂き目にあった青山も伸びてこず、
山田修義や赤間も厳しい立場に置かれています。

なお、
育成の神戸は、6月14日からBC福井に派遣されています。



実力差

育成と勝利。
この二つは決して相反することではなく、
育成が成功することでチームの勝利に繋がり、
ひいては一軍の選手層の重厚化に結びつく。

宗や西村、福田、山足、そして伏見、武田、小田と若い力が台頭してきた今年のオリックス。
一軍躍進の大きな要因ですが、
厳しくいえば一軍半の彼らと、いま下にいる選手たちの実力差を痛烈に感じてしまうのが、
辛いところです。




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