祈優勝! オリックスバファローズ

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2018オリックス

~オリックス、平均年俸5位 の巻~




5位・オリックス

労組・日本プロ野球選手会が5月15日に、加入選手を対象にした年俸調査(2018年度)の結果を発表。
加入選手が対象ゆえ、選手会に非加入の外国人は省かれます。

1位は、昨年日本一のソフトバンクで7826万円。
2位・巨人(6380万円)、3位・阪神(4100万円)と続き、
オリックスは3610万円で5位

4位が楽天で、6位がセリーグ2連覇の広島。

楽天とオリックスの費用対効果の低さが目立ちます。



12位・日本ハム

最下位は、大谷、増井、大野が移籍し、
シーズン途中には高年俸の谷元も放出した日本ハムで2381万円

上記選手たちが一気に抜け苦戦が予想されたなかで、現在パリーグ2位につける日本ハム。
そのビジネスライクな経営手法はメジャーに似て、日本式の情はほぼ皆無。

FA獲得には最低でも8年かかり、
選手が移籍自由の権利を手にした時には賞味期限切れと踏み、「チーム卒業」という名のもと、多くの選手を他球団に送り込む。

好悪は別として、ここまで徹底すれば、それはそれで筋が通り立派です。



どこかのチーム

またその一徹さのおかげで新陳代謝が進み、
昨年のようなにっちもさっちもいかない年は、割り切って若手育成に努める

昨年一年を育成期間とした決断がいまのところ結実している感のある今年の日本ハム。

安定の4位にも関わらず、
順位が確定するまで若手をほぼ試さず、盗塁等攻撃パターンを広げることもせず、
代わり映えのしないメンバーで代わり映えのない戦いを繰り返したどこかのチームとは、未来の見え方が違います。



ともにファーム

平均年俸の高いチームに共通しているのは、
選手の引き留めや獲得に際し、複数年契約を提示していること。

チームの中心選手としての活躍が当然の如く期待された彼らが額面通りの働きをみせればチームは浮上し、
でなければ沈没する。

4位の楽天と5位のオリックスはまさにその悪例でしょう。

そのオリックス、
大型契約を結んだ投打2人の選手はいまファーム

片や、5億円
片や、3億5000万円

その両人、ともに今年が契約最終年となっています。



2018開幕スタメンの平均年俸

金子千尋、中島宏之。

来季の彼らが契約の有無自体を含め、どのような契約を結ぶこととなるのか現時点ではもちろん不明も、
二人で5億円程度の減額となることは間違いありません。
となると、
オリックスの平均年俸は2800万円程度となり、
2018年版に適用するならば、11位

20年以上にわたって優勝から遠のくチームの現状にふさわしいものとなります。

ただ、それは決して悪いことではなく、
上述の日本ハムのように、若手登用のきっかけとなることは明らかで、
現に、今年のオリックス、
開幕スターティングメンバーの平均年俸は12球団最下位

実はチームはすでに、
新しく生まれ変わりかけています



借金3

新人の田嶋がチームトップの5勝を挙げ
高卒2年目の山本由伸が安定感抜群のセットアッパーとして君臨し、
宗、大城、山足をなんとか一人前にしようと我慢して起用

野手のプロスペクト不足は顕著も、
投手陣は、雨後の筍の如く若い力が育ってきています。

元エースがいまだ勝ち星0のなか、
若手を使いながらの借金3
及第点とは思えず、物足りなさもありますが、それなりの数字ではあります(采配で数試合勝てた(落とさなかった)としても西武の上には立っていないでしょう)。

今週は、交流戦前最後の6試合。
相手は、楽天とロッテ。

生まれ変わりつつあるこのチーム、
なんとかいい状態で交流戦に向かいたいところです。




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