~オリックス、レフト・ボグセビック、DH・宮崎祐樹 の巻~
かたや首位、かたや最下位
最下位争いをしていた2週間前のオリックスとソフトバンク。
そこで、オリックスを圧倒したソフトバンク。
その勢いのまま、
かたや、怒涛の快進撃で首位となり、
かたや、かわらずの最下位。
そんな状況下で迎えたソフトバンク戦。
完敗。
これがいまの力の差、順位の差。
先週、手に汗握る試合が多かったせいか、余計に面白くなかった。
モレルの実質3本目となる来日初ホーマーで幕を開けたこの試合。
2点のハンデをもらって、というスタートでしたが、
そのハンデを全く活かせず、一方的に敗れ去る。
負けるにしてもホームでは、もっと白熱した試合をしないと。
DH・宮崎祐樹
昨日の記事でも書きましたが、スカスカの外野陣。
吉田の抜けたレフトにボグセビックを入れ、DHに宮崎祐樹を起用。
この試合始まる前の宮崎の打率,182。
打優先のDHにこんな低打率の選手しか入れられない。
層の薄さを感じずにはいられず。
昨年もDHに小島を起用するなど、指名打者の意味を理解していないと思われるような起用もあり人材不足は顕著でしたが、
選手層の薄さは今年も変わっていません。
今日の相手がソフトバンクだったので、それを余計に感じることに。
レフト・ボグセビック
ただ、
宮崎を指名打者に使うぐらいならば、DHに守備に難のあるボグセビックを入れ、宮崎をレフトで起用した方がよいのでは、と違和感を抱きながら観戦していると、
ボグセビックがクッションボールの処理を誤り、決定的ともいえる5点目をプレゼント。
たとえば、
吉田正尚の故障を考慮して吉田をDHに回し、その結果、ボグセビックがレフトの守備に就くというのであれば、
ボグセビックがミスをしても大目にみれます。
しかし、DHには健康体の宮崎。
宮崎とボグセビックの守備力を考えた上で、ボグセビックをレフトに置く。
こんなことを考えたのは、いったい誰なのか。
指導
ボグセビックが一生懸命にプレーしているのは、試合を観ているとよく分かります。
ミスした後の悔しがり方をみていると、
度重なる守乱も頑張っているしな…と甘くなってしまいますが、
もう何度目なのか、ボグセビックのエラー。
しかも本拠地で。
メジャーには決して存在しない、ポンポン跳ねまくる特殊なグラウンドという事情は十分承知しています(今回はクッション処理ですが)。
しかし、ここは本拠地。
オープン戦からきちんと指導していたのかと、外野守備コーチである佐竹に疑念を抱きます。
戦力不足に準備不足。
勝てるはずはなし。