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藤井康雄

~オリックス、藤井康雄を招聘 の巻~

宿願

ついに、戻ってきてくれるのか?

10月11日、東スポWebの記事より。

オリックスが来季の一軍打撃コーチにソフトバンクの藤井康雄打撃コーチ(54)の招聘を検討していることがわかった。
オリックスでは打撃低迷の責任をとる形で高橋、北川両コーチが退団し、その後任候補としてソフトバンクの強力打線を作り上げたOBの藤井コーチに着目。
球団関係者は「藤井コーチなら、ソフトバンクでいろんな強打者を見てきているし、ウチの選手にいい指導をしてくれると思う。家族も神戸にいるし、本人もそろそろ、と思ってくれているはず」と話した。

はっきり言って、
打撃コーチは、藤井しかいないです。
以前も書きましたが、
監督はオリックスOBの福良
藤井をソフトバンクに誘った秋山は退団
そのソフトバンクは歴史的V逸
これだけの条件が整ったいまこそ、藤井を招聘するときです。

現役引退後の2003年から2006年まで二軍打撃コーチ、
2007~2008年スカウト、
2009年二軍打撃コーチ、
2010年スカウトと、
たらいまわしにされた藤井。

とくに2009年は、
苦しんできた岡田にファーム本塁打王を獲得させた直後にスカウト転向と、オリックスフロント陣の馬鹿さ加減にほとほと呆れたことをいまでも忘れません。
その結果、藤井の能力を認めていた秋山に乞われ、一軍打撃コーチとしてソフトバンク入りすることとなりました。

いろいろ含むところはあるかと思いますが、
ぜひ、オリックスに戻ってきていただきたい
そう、心から願う人材です。



藤井流・フォースタンス理論

2009年当時、オリックス二軍打撃コーチであった藤井康雄のブログと、
野球小僧・谷上史郎の「ナニワのゴジラ奮闘記」を読むのが楽しみでした。

そのなかでよくでてきていたワード、フォースタンス理論
いまでこそ、その高い論理性が巷を賑わせていますが、
その当時は、まだ陽の目を浴びる前。

廣戸聡一が提唱するフォースタンス理論。
人間の体の動かし方を4種類に分け、その身体特性をもって個々に適した指導を行っていくこの理論を、
藤井は、バッティングに適するようにアレンジし、岡田をはじめとするオリックスファームに浸透させていきました。
感覚で教えるのではなく、筋道だった理論で教える。
それができるのが藤井でした。
このフォースタンス理論、一朝一夕で習得できるものでは決してないでしょう。
その努力だけでも、藤井の素晴らしさが分かります。

今季の交流戦MVPを獲得した城所の突然の打撃開花の裏にも、
このフォースタンス理論があったといわれています。



最後の希望

オリックスは、ソフトバンクのクライマックスシリーズもしくは日本シリーズが終わり次第、招聘に動く構え。
球団関係者は「T―岡田が10年に本塁打王を取れたのは二軍で藤井さんの指導があったからこそ。もう一度、あのころの打撃を取り戻させてほしい。吉田正や園部も将来のオリックスを背負って立つ素材。この3人がクリーンアップを打てるようになればウチの未来も明るくなる」と期待している。

この時期ですから、
この記事の信憑性についてははてなマークがつきますが、
とにかく真実であってほしい。
そう願うばかりです。

あの頃の輝きをいまだ取り戻せていないT-岡田、いや、岡田貴弘。
その真の復活には、藤井康雄の力を借りるしかないと思っています。


-藤井康雄
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