祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

藤井康雄

~オリックス、西野・駿太×藤井 の巻~




 一皮むけない

オリックスの駿太と西野が10日、高知市で行われている秋季キャンプで打撃の熱血指導を受けた。

韓国プロ野球LGとの練習試合後、打撃コーチや福良監督から身ぶり手ぶりを交えた助言を受けながら、必死にバットを振り込んだ

駿太は抜群の脚力と守備力を持っているもののレギュラーに定着できていない。西野は昨季全試合に出場したが、今季は打撃不振に陥った。

福良監督は「あそこらへんが出てきてくれないと困る。数をこなして、体で覚えていかないと」と飛躍を期待した。

ルーキーイヤー。
かたや新人王も狙えるくらいの活躍をみせ、かたや張本以来の高卒外野手の開幕スタメンを勝ちとる。

そんな二人がいまもなお、レギュラーに定着していない

生え抜きとして、首脳陣・球団フロントから、名前を挙げて活躍を期待されるも、
いまやその名も呼ばれず、
若手中心の高知キャンプで汗を流す二人。

終わってみれば、今年も一緒でした。

一皮むけないオリックスを象徴するかのような、一皮むけない二人




 結局打てない

成績低迷が続くなか、前打撃コーチ・高橋慶彦のスイッチヒッター転向案を受けるも、
いやいや練習し、高橋退団とともに即座にやめる。
で、結局打てない

今オフのオリックスFAの目玉、阪神・大和の好評価の裏には、
スイッチ転向による打撃面の開眼があります…。

横浜・梶谷にアドバイスを受けた今春の自主トレ。
シーズン序盤は上半身と下半身の連携もできており、なにかつかんだ気もしましたが、
終わってみれば、結局打てない

正田から、長内、佐藤真一、高橋光信等。
有名無名の多くの打撃コーチの指導を受けるも、結果が出ない駿太。

そこに現れた、藤井康雄
これでダメなら諦めます。

まさに最後の砦です。




 元・後継者

手の骨折さえなければ、
オールスター出場、そして新人王の可能性もあった西野。
その青年の前途は途方もなく広がっているようにみえました。

が、
プロ3年を終えたいま、
一度手にしたレギュラーの座を、
セカンドの定位置を失いました

フェニックスリーグ、高知キャンプと休みなく練習の日々を送っています。

来季からは三塁転向
フェニックスリーグでも全試合で一番・サードで出場。

守備範囲の狭さが目立ってきた小谷野の代わりを果たすべく、
首脳陣に期待され、厚遇されている西野。

基本的には、守備より打の選手。
にもかかわらず、
打撃成績は毎年下降。
,304→,264、そして今季は,234

平野の後継者
そのことをだれもが忘れていました。

そこに現れた、藤井康雄

大チャンスです。



 藤井のおかげ

尊敬する我がオリックスの友から頂いた、高知キャンプリポートによると、
藤井が、駿太・西野を重点的に打撃を教えてくれていたとのこと。

上述のサンスポの記事でも、「韓国プロ野球LGとの練習試合後、打撃コーチや福良監督から身ぶり手ぶりを交えた助言」とあるように、
この二人を強化選手として、指導が入っている様子です。

彼らが脱皮してくれれば、それだけで戦力アップ

このまま一軍半レベルの選手で終わるのか否か。
すべては、彼らと、そして藤井にかかっています。

内川・柳田・今宮らソフトバンク打線を支える中心選手に根付いた、藤井独自のフォースタンス理論
7年待ち、ようやく、その恩恵を受けるときが来ました。

いまのTがあるのは、まさに藤井のおかげ

西野・駿太に関して、後年振り返ったときにそう思える日がくることを、
楽しみに待っています。




-藤井康雄
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