祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福田周平

~オリックス・福田周平、山椒は小粒で の巻~




 ショート・安達

オリックスのショートといえば、安達了一

その広い守備範囲と堅実なプレーで不動のレギュラーとなりましたが、潰瘍性大腸炎の罹患以降は病苦とともに戦っていかねばならず。

今キャンプでも第3クール最終日に早退
疲れの蓄積が結局は復帰を遅くするため、早めの報告・休養は安達・チーム両方にとって都合のいいこととはいえ、
試合に出れるか否かが当日になってみないと分からないのでは、チームとしても戦略が立ちにくい面もあります。

昨シーズンは福良が毎日のように安達に状態を尋ねていたようで、
安達は将の心遣いに感謝していました。
しかし、
それでも三度の登録抹消(安達の言葉を福良が鵜呑みにして無理をさせ過ぎた点は否めませんが…)。

「安達が普通にやってくれたらベスト」と語る福良も、
安達の欠場を埋めうる選手の必要性は理解しています。



 宗、岡崎、大和、そして福田

安達が抜けた昨シーズン最終盤は、将来を見据えて若手の宗と岡崎を起用

守りでは岡崎。
しかし、その打撃はまだアマチュアレベルの域を出ず。
打では宗。
しかし、その高い身体能力をいまだ制御できず(しかし、確実に成長はしています)。

安達の欠場時に代役を務めうるとの判断には至りませんでした。

その結果、
シーズンオフには、球界トップクラスの守備力を誇る大和の獲得に動きます。
チームの穴ともいえる、二遊間・センターを守れる大和は、費用対効果を別にすると、十分獲得に値する選手でしたがチームの願い届かずDeNAへ。

ならばドラフト。
3位で、
都市対抗のMVP、橋戸賞を受賞した、NTT東日本の福田の獲得に成功

25歳の即戦力ルーキーにその任を託しました。



 福田周平

その福田、
25歳という年齢もあってか、もう何年もオリックスにいるような雰囲気を醸し出しています。

ルーキーながら、
小谷野、中島という両ベテランにも臆すことなく声をかけ練習を共にしているとのこと。

自分の長所である走塁面でも、臨時コーチの世界の盗塁王・福本から「盗めるものは盗んで、自分のものにしていきたい」(デイリー)と積極的。

社会人出らしく意識の高さを感じます。

某ドラフト雑誌では、パリーグ新人王に輝いた西武・源田二世に最も近い選手と評された福田

期待が増してきます。



 山椒は小粒でぴりりと辛い

その期待に応えるかのように、
昨日行われた一二軍対抗紅白戦では、2安打を放ちました。

これで紅白戦6打数3安打

ただ、その打率よりも評価されるのは、投手に球数を多く投げさせていること
ここが福良が「実戦的」と高く評価するところでしょう。

広陵→明大→NTT東日本と、エリートコースを進み、
広陵では主将も務めた逸材。
野球を知らぬはずがなく

安達のサポートで終わるのはもったいない。
そう思わせる選手になってきました。

福田周平、
山椒は小粒でぴりりと辛い

1位・田嶋大樹、2位・K‐鈴木に続き、
また一人、楽しみな選手が現れました。




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