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福良淳一

~オリックス・福良監督、半年前の抱負 の巻~

生え抜き組中心で20年ぶりVを

オールスター休みに入り、
オリックスバファローズ、なにもニュースはありません。

なので今回は、
スポニチアネックス・2015年11月30日の記事を振り返ってみたいと思います。

” オリ福良監督 生え抜き組中心で20年ぶりVを ” と、勇ましい見出しがついています。
いまとなっては、その勇壮さが逆に、痛みを伴って胸に突き刺さります。

以下、スポニチアネックスからの引用です。

” ――就任会見では「西に期待している」と名前を挙げた。
 「そう。西が引っ張ってくれるようにならないと。あとは東明金子は当然と考えているので、その2人で、どれだけ貯金をつくってくれるか。西にはそこ(金子)まではいってほしい」 ”

ここで名前の挙がった三人、ほぼ全滅です。
期待していた西は、開幕から絶不調。
次に名を呼ばれた東明は、現在わずか1勝です。
その二人でどれだけ貯金をつくってくれるか。
その答えは借金10でした

当然と考えた金子も、開幕からの不調と故障で3勝です。

” ――中心は糸井、中島、小谷野になるのか。
 「でも、やっぱり生え抜きの4人。T―岡田、安達、伊藤、駿太。ここが引っ張って、中心になって、他の連中がサポートするのが本当はいい形。
今年はちょっと遠慮みたいなものが見られたけど、そうならないと強くはならない」 ”

福良監督同様、球団社長も期待していた、
オリックス生え抜き四天王のT―岡田、安達、伊藤、駿太。
Tはここ数年の低評価を払拭するような活躍を一時期みせましたが、また悩み始めた模様。
罹患により出遅れた安達は置くとしても、
伊藤・駿太は低迷しています。
若月に正捕手の座を奪われた伊藤
駿太は、シーズン3か月を過ぎやっと打撃に光明が見え始めたようですが、それでもレギュラー獲得とはならず、
ルーキーの吉田が戻ってくれば、また守備固め要員となりかねません。
まだまだ彼らが引っ張っていくのは難しそうです。
では誰が引っ張るのか?
答えは闇の中です。




ソフトバンクの勝率をいかに落とすか

” ――来季の戦略は。
 「足が使えるのを、スタメンに何人入れられるか。打つことは限られているので、そこで崩していかないと点は取れない。実際、今季は零敗が20試合以上あった。 いかに相手バッテリーにプレッシャーをかけられるか、その勝負になる」 ”

今期も前半戦終了時点で、12度の完封負け
昨シーズンに負けず劣らずのペースで零封の数を増やし続けています。
足を使える選手?
誰でしょうね?
小島、西野、安達、ボグ、武田あたりでしょうか。
得点はリーグ最下位、
本塁打は5位。
そのなかで、盗塁は日ハム・ソフトバンクに次いで3位。
足を使った攻撃、できているといえばできていますが、
相手バッテリーにプレッシャーがかかっているようにはみえません。
それに足を使うと言っても盗塁だけじゃないですからね。
一つでも次の塁を奪う意識、オリックスの選手は低いですよね

最後に、
” ――今季はソフトバンクが圧勝だった。
 「そこを倒さないことにはね。今年みたいに走らせると、どうしようもない。ソフトバンクの勝率をいかに落とすかを考えると、良い投手を当てていくのかな。ただ、絶対に隙はあると思う。どんな手を使っても勝たないと。うちの選手はそこまで苦手意識はないはず」 ”

ソフトバンクとの今季初戦。
公言通り、
ローテを崩してまで、金子・西の二枚看板をぶつけるも、1-13、0-10と完敗
しっかりと選手に苦手意識を植え付ける結果となりました。
今季のオリックスの対ソフトバンクの成績は、2勝10敗
どんな手を使っても勝てませんでした。

すべての歯車が狂っていたことは確かですが、
監督である福良自身がすべての責任を追わなければならないのが、プロ野球の世界。
この反省を生かしつつ、
後半戦は来季に向けての戦いを繰り広げていただきたいものです。
そういえば、
昨シーズンのオールスター休みも、同じことを福良に託したような気がします…。

-福良淳一
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