~オリックス、情けなき開幕2連敗 の巻~
大惨敗
昨夜の劇闘。
手に汗握る戦いでしたが、
宮内御大が語っているように、「負けは負け。惜しい負けはない」。
結局どれだけすばらしい試合をしようとも、
負ければ同じ。
とくに一年の計を占う開幕戦ならなおさらです。
采配次第では勝てた試合だったと思いますが、
もったいない敗戦のなか、
唯一明日(開幕二戦目)につながるなと思っていたのが、
楽天のクローザー松井に2イニング、38球を投げさせたこと。
さすがに今日の松井の登板は考えにくく、
競った展開になればオリックス有利と考えていましたが、
蓋を開けてみれば、
松井どうこうなど関係ないほどの大惨敗。
投壊・貧打の大合唱に、もはやことばもありません。
早々と今季を諦めてしまいそうな現実に、いまなんとか立ち向かっているところです。
コーク
オリックス先発は新加入のコーク。
初回は低めにボールを集める、オープン戦のコークでしたが、
三回に人が変わったようにストライクが入らなくなり、自滅。
5失点でKOでした。
好調時はいいものの、いったん崩れると立ち直れないのは、やはり起伏の激しい感情のせいでしょうか。
降板後のベンチで怒り心頭に発した表情のコークが虚しかった。
いきのいい若手投手が控えているオリックス。
コークに与えるチャンスも、そう多くはありません。
西野、駿太、スタメン落ち
相手投手が左の辛島ということで、
福良が、今季のオリックスを支えていくべき選手として、T、安達とともにその名をあげていた西野が早くもスタメン落ち。
オープン戦、九番センターで固定し、あれだけ育てようとしていた駿太もスタメン落ち。
福良の信念のなさに、ほとほと呆れました。
常識的に考えて、西野の開幕二戦目でのスタメン落ちなどありえなく
一瞬、昨日激怒の宮内の現場介入を疑ったほどです。
ヘルメン
「勝ちにこだわる」、
「どんなことをしても勝つ」と強弁した福良が、
3点差を追いかける7回のマウンドにあげたのが、ヘルメン。
オープン戦の登板でヘルメンが一軍レベルに達していないのは明らかであったにもかかわらず、開幕一軍メンバーに入れ、
そして、このような大事な場面に登板させる。
一体全体、なぜですか?
上述のように、今日は松井の登板の可能性がほぼないことを考慮していれば、
まだ捨てる展開ではなく、
であればヘルメンの登板は絶対にありえない。
「ひどい試合」と嘆く前に、
こんな簡単なことも分かりませんか?
西に託す
決して状態がいいとは思えなかった辛島を打ちあぐねた打線。
もう、とくに言うことはないです。
明日の先発は西。
こんな展開になるとは思っていませんでしたが、
3戦目に準エースを配置していてよかった。
ホーム開幕シリーズで3連敗などしようものなら、
141試合を残し終戦です。
明日こそは、
声を嗄らして応援するファンのために、
今季初勝利を。
内容はいい。
どんなことをしても勝つ。
それだけです。