祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、采配で敗れるはいともたやすい の巻~




 監督の能力の差

オリックスは采配で負け、
ソフトバンクは采配で勝ちました。

選手個々の能力の差は、昨年のタイトル獲得数を比べても明らか。
それでも、
采配の差、
つまりは監督の能力の差を感じずにはいられない、虚しい敗戦でした。

動けば動くほど、敗戦に近づく福良采配
采配自体に疑問符が付き、
勝負師として大事な運にも見放される。

人の好さだけでは、勝利をつかむことはできません
そのことは、
人間性に疑問符のつく落合や野村が監督として高い勝率を誇っていることでも明らかです。



 硬直

とにかく、福良の采配は融通性がない

硬直した考え方は、
TPOを全く無視し、機に臨む指揮が全くできない

それが顕著に表れたが、七回に山本を出した場面

決して万全といった内容ではなかった今日の山岡。
それでも、自慢の高い総合力をいかし、三回以降はノーヒットピッチング。

本来ならばあと一イニング任せたかったところも、
9連戦で中5日での登板がありうるのであれば、昨日の西同様、早めの交代は理解はできます(これで中5日で西・山岡を投げさせないのであれば交代は論外です)。

ただ、そこで、
福良は相手打線を考えたのかどうか?



 山本と黒木

ソフトバンクの七回の攻撃は、七番の松田から

松田に一発が出ていたとしても、いわゆる下位打線。
八番・高田、九番・高谷はソフトバンク打線の中でも与しやすい並び
代打が出ても大差はないでしょう。

山岡の後を継ぐのは、セットアッパーの山本と黒木。
ならばここは、
力の劣る黒木をここで出すべき

実際昨日、大事な八回に黒木ではなく山本を出しているのだから。

相手打線と自チーム投手の調子を天秤にかける
それくらいのこともできない監督(もしくは投手コーチ)はもはや不必要です。



 逆であったならば

案の定、山本は圧巻の投球をみせ、
黒木はソフトバンクの上位打線に飲み込まれました

この登板順が逆であったならば
増井の回跨ぎもなかったはず。
もちろん、
試合の結果も現実とは違ったものとなったことでしょう。

相手打順に関係なく、
七回は山本と決めているからこんな惨状が引き起こります。



 初球から犠打

2点リードの七回の攻撃も納得できず。

七番の大城がセンター前ヒットで出塁し、無死一塁。
走者は足の速い大城。
打者はなんでもできる安達

ですが、福良のサインは初球から犠打

オープン戦で12球団トップの盗塁数を記録するも、
シーズンが始まればいつものバント、バント、バント
福良が指揮を執る以上、結局こうなるのは予想できていたことですが、
それでもあまりにも情けない。

もともと福良の言葉に信を置いてはいないものの、
その有言不実行ぶりにはもはや呆れるばかり。




 走者が出ればバント

安達が送って、一死二塁。
打者は九番の山崎勝己。

基本的に、最も打てないから九番に配置しているわけで、
安達に送らせて山崎と宗で勝負するくらいならば、
数日前の一二番、安達・大城でエンドランやバスター等を仕掛ける方が(仕掛けなくても安達のバットに任せるという判断でも諒)戦略としても面白かった。

まあ、福良にそんなことを望んでも、仕方ないでしょう。

次打者が誰かなど考えず、
走者が出れば、バント、バント、バント

硬直。
この一言に尽きます。



 采配で敗れるはいともたやすい

采配で勝つには限度があり、
結局は選手個々の能力の向上が最も肝要でしょう。

今日は敵将・工藤の采配がビシビシ決まりましたが、
こんな試合は年数試合あればいい方。

しかしながら、
采配で勝つことはわずかといえど、
采配で敗れるはいともたやすい

たとえば、
主砲に代えて代打にピンチバンターを出せばチャンスは一瞬で潰えますし、
四番にダブルスチールを仕掛け、
一二番を二割打者で固め、
荒れる投手相手に3-0から犠打を命じれば、
チームは簡単に敗れます。

采配で敗れるはいともたやすい。

4月末でもう何度目か…、
身に染みて感じます。



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