~オリックス、長谷川SA登場 の巻~
太陽
長村の球団本部長復帰、
目移りしないコーチ人事と、
来季への期待が早々と薄らいできたなか、
この人の抜擢は、実は大ヒットなのではないでしょうか。
シニアアドバイザー・長谷川滋利。
現役時代の頭脳的なピッチングそのままに、
引退後はビジネス界で活躍。
顔は地味ですが、会話や表情はいつも明るく、
長谷川一人が登場するだけで、
曇り空で活気のないチームに、笑顔が溢れます。
それはまるで太陽のように。
福良と写真におさまる際には、「明るくしましょう!地味なんで」(東スポWeb)とチクリ一言。
週刊ベースボールの野村克也・岡田彰布の両連載でも、
ベンチの暗さ・雰囲気の悪さ・まとまりのなさが指摘されていた今季のオリックス。
笑顔あるところに運は集まるもの。
もともと地味で陰気にみえるからこそ、福良が率先して明るくしないと。
それを堂々と直言できる長谷川。
オリックスにとって、有為な人材です。
長谷川のもと、
オリックス、大きく変わるかもしれません。
アイデア
11月1日付でオリックスのシニアアドバイザーに就任する長谷川滋利氏(48)が27日、ほっともっと神戸での秋季練習を初めて視察。精通するメジャーの知識や人脈をフル活用し、自前で外国人選手を育成するシステムを構築させたい考えを明かした。
「新しいシステムを作りたい。広島のアカデミーのようなものをね」
大リーグでドラフト漏れした選手を募ってトライアウトを実施し、有望株を来日させ将来的な戦力として鍛え上げるという内容で、ドミニカ共和国に設立したカープアカデミーの日本版とも言えるもの。「まずは下(育成枠)からだけどね。海外から連れて来て良ければ春季キャンプ、その後(契約の)サインという形になれば」と展望した(東スポWeb)。
SAとはいったい何をするのか、前任者から不明ですが、
長谷川は、
「オーナーにもフロントにも言いたいことが言える」(東スポWeb)立場ととらえているようで、
まずは渉外担当として新外国人の補強と精神面のケアを行いながら、
上記のような壮大な夢を実現していくつもりのようです。
10年ぶりの球界復帰、
20年ぶりの古巣復帰とブランクはありますが、
長谷川の頭脳をもってすれば、あっという間にその隙間も埋めることでしょう。
野球を知るビジネスマンが大多数のオリックスフロント陣に加わった、
ビジネスを知る野球人・長谷川滋利シニアアドバイザー。
営業、マーケティング、ファンサービス、育成、広告塔。
「どんな形でも役に立つ」と、
早くもやる気全開。
前任者のような名前だけの給料泥棒とは、
全く違うようで、
長谷川滋利、期待大です。