祈優勝! オリックスバファローズ

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平野佳寿

~オリックス・平野、WBCへ出陣 の巻~

 打ち上げ

オリックス平野佳寿投手(32)が22日、侍ジャパンに合流するため、チームのキャンプを打ち上げた。

練習開始前の円陣で、侍への出発に向けてあいさつ。キャッチボールなどを行い、昼すぎに切り上げた。「(円陣では)『頑張ってきます』と。(現在の心境は)不安というか、分からないことだらけ順調にいかないこともあるでしょうし、ワクワクというのはない」。正直な思いを口にし、表情を引き締めていた。(日刊スポーツ)

自身を入れて過去に3人しかいない、100セーブ、100ホールドを達成した平野でさえ、
日本代表というのは緊張するもの。

「ワクワクというのはない」とは、酸いも甘いも経験してきたベテラン選手ゆえの正直な想いでしょう。

晴れの日本代表。
オリックスから唯一の侍ジャパンメンバー

オリックスファンにとって、
平野の選出がどれだけ嬉しく、
また、どれだけ誉れ高いものであったか。

しかし、平野自身は、WBCのボールに苦しんでいるようで…。
平野の言う不安の最大の原因は、ここにありそうです。



不安

WBC日本代表のオリックス・平野佳寿投手(32)が21日、大会公式球に対する不安を露呈させた。宮崎キャンプで紅白戦に登板。白組の3番手として4回からマウンドに上がったが、いきなりフォークが打者のはるか手前でワンバウンドするなど、先頭の小島にストレートの四球を許した。その後も制球に苦しみ、1イニングで12球中ボールが8球の乱調。それでも無失点に抑える“怪投”だった。

「ブルペンではしっくり来ていたけど、まだ落ちついていないところがある」と平野。代表入りが決まった1月下旬から急ピッチで調整しているが、WBC球への対応が遅れていることは明白だった。(スポーツ報知)

実戦初登板という部分を差し引いても、
12球中ボールが8球は多過ぎます。
これが若手投手だったら、鬼の福良の発動でしょう。

「滑る」「大きい」とボールへの違和感を口にする平野
代表決定が遅れたのが最も大きな原因でしょうし、
侍ジャパンの候補として小久保の頭のなかにあったのであれば、
昨秋のメキシコとのWBC強化試合に招集してほしかった。

まあそう愚痴っても仕方がなく、
あとはいかに平野がアジャストしていくかがカギとなります。

平野なら、なんとかやってくれるでしょう。



マイペース

オリックス金子千尋投手(33)がシート打撃に登板した。 3アウトで終了するのではなく1イニングを15球ほどに見立て、イニング間には数分のインターバルをとる変則3イニング。13打者に投げて3安打4奪三振だった。「試合に近い形で投げたかった。それなりにいいコース、いい高さで投げられた」と好感触。

福良監督も「良かったですね」と目を細めていた。(日刊スポーツ)

平野と同級生の金子は、
宮崎で自己流の調整法を披露。

ブルペンにあまり入らない理由を、「打者がおらず実戦とかけ離れているから」と語る金子にとって、
シート打撃でもより実戦に近い形を求めるのは、当たり前のこと。
金子なりの工夫・こだわりがここにもみえてきます。

否応なしに、慣れぬボールへの適応を求められる平野と、
特別待遇を許可され、マイペースで調整する金子

金子には、今年こそ、エースの名にふさわしい圧倒的な成績を残してほしい。
でないと、
日の丸を背負って戦う平野が、浮かばれません。




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