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イチロー

~オリックス、イチロー大本命 の巻~




 イチロー

 マーリンズからFAになったイチロー外野手(44)が、18年ぶりに日本球界でプレーする可能性が高まってきた。代理人を務めるジョン・ボッグス氏が16日(日本時間17日)、MLB公式サイトの取材に、メジャーからオファーがなければ日本でキャリアを終えることを示唆した。44歳に対し、メジャー各球団の反応が薄いのが現状だ。

古巣・オリックスはこれまでもラブコールを送ってきたが、球界関係者は復帰について「そういう流れになってきているようだね」と証言するなど、現実味を帯びてきた。

(中略)

昨季、自身最少の136試合出場に終わったイチローだが「50歳までプレーしたい」との意欲は消えていない。今後もMLB球団との契約に全力を注ぐが、日本球界復帰となれば、現在でも結びつきの強い古巣・オリックスが最有力となる。(スポーツ報知)

情報の発信源が、2014年からイチローの代理人を務めるボッグス氏というところが、
いままでの憶測記事とは違うところ。
そして掲載元が、メジャーニュースの全てを司る、MLB.com

記事の信憑性はかなり高いです。

実際、MLB.comでは、「With no MLB offer, Ichiro might return to Japan」のタイトルで大きく報じられています。

記事の中では、
今年のイチロー杯閉会式での自らの去就に関する発言(「ゼロじゃない限りは可能性は残るんだけども…」、「ペットショップで売れ残った大きな犬みたい」)も、

"When you use the word 'possibility,' there are many things -- it means anything is possible as long as it's not zero."

"I feel like a big dog at a pet shop that hasn't been sold,"

と、しっかり引用されています。



 he may finish his iconic career in Japan

”The lefty-swinging hitter with 3,080 career big league knocks wants to continue playing baseball, and if he isn't able to do so here, he may finish his iconic career in Japan where it all began, said his San Diego-based agent, John Boggs.”

ボッグスはこう語ります。
「もし、メジャーで野球を続けたいというイチローの願いが叶わないのであれば、すべてが始まった日本で彼はそのキャリアを閉じるかもしれない」

”may”で語られている通り、日本復帰の可能性を示唆しただけでしょう。
しかし、代理人(もしくはイチロー)の選択肢として、
日本復帰が含まれていることは確かのようです。

イチロー獲得の本命とされたマリナーズは、
前所属球団マーリンズのファイヤーセールにより、ナ・リーグ盗塁王のディー・ゴードンを獲得。
もともと二塁手のゴードンですが、マリナーズのセカンドには今年のオールスターでもMVPに輝いたロビンソン・カノがいるため、ゴードンはセンターにコンバート予定。
それに伴い、イチロー復帰案は消滅しました。

今季45本塁打を放った、J.D.マルティネスらの大物外野手の移籍がまだ決まっておらず、
彼らの獲得に失敗した球団がイチロー獲得に舵を切る可能性は残っているものの、
タイプやチームに求められる役割は大きく異なると思われ…。



 松井秀喜

アスレチックスを解雇された松井が、
自身最後のユニフォームとなるレイズと契約を交わしたのはシーズン開幕後の4月30日。
マイナー契約でした。

当時の松井の年齢は36歳。
しかもその前年、松井は141試合に出場。
583打席に立ち、打率,251、本塁打も12本放っていました。

今年45歳になるイチローの昨年の成績は、
136試合に出場も先発は23試合に留まり、打席数は215、打率,255

メジャーでの野球殿堂入りが確実視され、
野球に取り組む姿勢が同僚の模範となるなど(上述のゴードンも兄のように慕っていました)、
数字に表れない部分の貢献度は高いとはいえ、
セイバーが隆盛を誇るように、日本以上に数字を重視するMLB

冷静に考えれば考えるほど、
メジャーで選手生活を続けることは難しいと思われます。



 外堀

高知県知事との会談で、
「もし大リーグで声がかからなかったら、うちに来ることは間違いない。 本人もそう言っている」と語っていた、前球団社長の西名氏。

社交辞令に思えたそのことばが、いま、現実味を帯びてきました。

数日前の記事で、助っ人4人体制で迎える愚を批判しましたが、
イチロー獲得が裏で進行しているのであれば、
助っ人4人でもおかしくはなく。

J.D.マルティネスや、ダルビッシュ、アリエッタら超大物の移籍先が未定のなか、
イチローの移籍先が決まらないのは、
冷静に見れば至極当然のことなのかもしれません。

ただ、
少しずつですが、
外堀は埋まってきたように思えます。



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