祈優勝! オリックスバファローズ

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糸井嘉男

~オリックス、糸井FA協奏曲 の巻~

「相当悩んでいるみたい」

4年ぶりの最下位に終わった、オリックスの秋季練習が始まりました。
国内FA権を取得し、その去就が注目される糸井嘉男も参加。
練習前に、福良監督と直に話し合ったようです。
相当悩んでいるみたい。一日ごとに気持ちが変わるって言っていた」(スポーツ報知)と糸井の心境を代弁した福良。
あいつが勝ち取った権利やし、やめろとも言えんわ」(東スポWeb)と糸井の希望を尊重する姿勢を示しました。

脚と目の衰えが引退を早めるといわれる球界において、
35歳にしてキャリアハイの盗塁数を記録し、初の盗塁王に輝いた糸井。
オリックスに必要な選手であることは間違いありません。

「気持ちが変わる」ということは、
オリックス残留、いや、移籍と揺れ動いているということ。
ここで、日本ハム時代から苦楽を共にしてきた指揮官からの強烈な残留要請でもあれば、
少しはオリックスに心が傾いてくれそうな気もしますが、
他人の気持ちを重視する福良にはそのような強引さはありません。

まあ、そんな希望を伝えなくても、糸井は福良の気持ちが十分わかっていることでしょう。
それに、その思いやりこそが福良の長所ですし。



恩師からの進言

今オフのFA市場の目玉であるオリックス・糸井嘉男外野手(35)について、近大時代の恩師の榎本保元監督(61)が注目発言。
巨人、阪神など大争奪戦が予想される中、榎本氏は「オリックスに残れ」と糸井に直接進言したというのだ。
今季の終盤、糸井から去就の相談を持ちかけられた榎本氏はこう答えたという。
「お前のスタイルはパ・リーグ。オリックスやろ。いろんなところの話は聞けばいいけど、基本的にはオリックスを一番に考えろ」
(東スポWeb)

榎本氏と糸井といえば、
「糸井が学生だった頃の話です。ある試合でチーム成績が悪く、私はカンカンに怒っていました。思わず糸井を殴るポーズをしてしまったのですが、なんと糸井は振り上げた私の手に自分の手を重ね、ハイタッチしてきたのです。私も何か分からないままハイタッチしてしまい、頭に来ていたことさえ忘れて冷静に戻りました」(デイリースポーツonline)
という、ほのぼのとしたエピソードが有名ですが、
糸井はその恩師にいまも助言を求めているようで、
榎本氏は、自由奔放な糸井の性格や環境面も鑑みて、
オリックス残留を勧めたようです。

たしかに、キャプテン就任だけでいらぬ気苦労をし、調子を崩した糸井だから、
糸井獲得に手を挙げているとされる、巨人や阪神などの伝統球団に移るとなると、
その心労は計り知れないものとなるでしょう。

その一点だけ考えても、
オリックス残留が、糸井にとって最良の選択肢だと思っています。

ここに、福良の人徳が重なれば、
オリックスに残留してくれるはず。

希望も含めて、
そんな気がしています。



-糸井嘉男
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