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糸井嘉男

~オリックス・糸井嘉男、FA行使へ の巻~

織り込み済み

オリックス・糸井嘉男外野手(35)が1日、国内FA権を行使することを明らかにした。

糸井は10月31日に国内FA権の行使を決意。この日、権利行使の意思をオリックス球団に伝えた。キャンプ地の高知市内で取材に応じた長村裕之球団本部長が明らかにした。昼過ぎ、長村本部長の携帯に糸井から電話があり、「手を挙げさせてほしい」と伝えられた。その際、糸井は「夜も眠れないくらい考えて、いろんな人に相談をしました。その結果、FA宣言をして他球団の評価を一度、聞いてみたいという結論に至りました」と話したという(デイリースポーツ)。

宣言なし残留がベストではありましたが、
それはオリックスファンの独善的な希望であり、
現実的に考えると、予想通りのFA宣言でしょう。

投手失格から野手転向。
糸井曰く、「死のうかな」と思った地獄の日々を自らの努力で抜け出し、
球界最高峰の外野手へと駆けのぼって、35歳にしてやっとつかんだ権利
自らの価値を日本球界に問うてもなんらおかしくありません。

福良も言っていた通り、
「正直、嘉男が取った権利だから。他球団の評価が聞きたいとなれば、それは仕方ない」。

残ってほしいのはやまやまですが、
これまでオリックスのために粉骨砕身頑張ってくれた糸井の決断を、
いまはただ尊重するのみです。




流出?残留?

ライバルはいまのところ、同じ在阪球団の阪神のみ。
オリックスの提示は、報道では4年16億~18億
外様のFA選手に、阪神一筋の鳥谷と同じもしくはそれ以上の年俸を提示することが、現実的にできるのでしょうか

オリックスバファローズになってからFA移籍したのは2人。
2012年の日高剛、寺原隼人だけです。
日高に関しては、出場機会の減少、
寺原は古巣への復帰という明確な理由がありました。

金銭的なことは糸井にとってあまり重要なことではないのかもしれませんが、
2014年の金子千尋の例を出すまでもなく、
オリックスはけっしてシブチン球団ではありません。
引き留めるべきときは全力で引き止めます

また、以前~オリックス、糸井FA協奏曲 の巻~でも書きましたが、
糸井にとって、最も居心地がいいのはオリックスのはず。
注目度は低く、マスコミに一年中追われることもなく、
ファンも呆れるくらいに優しい。

関西スポーツ新聞界に、糸井協奏曲をひととおり巻き起こしたあと
オリックス残留という結末を迎えそうな気がしていますが、
果たしてどうなることでしょう。

新球団本部長の手腕も、問われています。




-糸井嘉男
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