祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

K-鈴木

~オリックス・K‐鈴木、評価高まる の巻~




 K-鈴木

 オリックス春季キャンプ(13日、宮崎)オリックスのドラフト2位・K-鈴木投手(24)=本名・鈴木康平日立製作所=が13日、シート打撃に初登板し、打者4人に13球を投げ、無安打に抑えた。

キレのあるスライダーで2三振を奪い、大きく鋭く曲がる変化に、他球団スコアラーは「ヤクルトにいた伊藤智仁に近い」と警戒。臨時コーチを務める阪急OBの山田久志氏(69)も「曲がりが大きい」と驚かせた。(サンスポ)

近藤、黒木らとともにシート打撃に登板したK-鈴木。

鈴木昂平、縞田から三振を奪う上々のピッチングを披露。
その中でも目を引いたのは、三振に切ってとった外角へのスライダー
大きく横滑りし、バットに当たらず。

伊藤智仁はさすがに言いすぎでしょうが、
縦スラが主流になりつつあるいま、このボールは貴重です。



 スライダー

横に滑るタイプのスライダーです。いいときはもっとクイっと曲がります。右打者の外や左の外に使うイメージ。まだ納得いっていないです」と語るK。

自信満々の強気の発言が目に付きます。
しかし、
新人、しかも投手ならば、それくらい強気な方がよく。

  臨時コーチを務める山田氏も「曲がりが大きい。カーブに近い感じだ」と驚がく。1年目なだけに「でも、まだまだこれから。もうワンランク上げていって欲しい」と成長を求めたが、右腕もそのつもり。「プロのレベルは高い。見極められることもあると思う。そのときは、真っすぐで押したり対応していきたい」と気合。そして、「(伊藤智仁さんのスライダーと)一緒じゃなくて、それを越えていきたい」と言い切った。

レジェンド、他球団スコアラーからのお褒めの言葉はKの財産。
しかも、その称賛に満足することもなく、
まだまだ上を目指していく志。

亡き闘将の背番号を受け継ぐ男の闘争心を感じます。



 正の変換

私自身、日立製作所時代の鈴木康平のピッチングには心惹かれず、あまり評価をしていませんでした。

しかし、
オリックス指名後の強気な言動とその面構えは、いい意味で最近の若者らしくなく(そういう選手大好きです)、
今回のシート登板をみるにつけ、
いよいよ私の評価を改める時期が来たようです。

こういう正の変換が増えてくることは、ファンとしても嬉しい限り。

同日に登板した近藤や黒木のストレートに比べると、その直球は若干垂れ気味ですが、
比較する相手も悪く、
そこは伸びしろと捉えても問題なし。

また一人、楽しみな投手が増えました。



 田嶋大樹

ドラ1の田嶋は疲労を考慮されて、シート打撃登板回避

プロとしては珍しい毎日のブルペン入り。
それも田嶋のやり方とはいえ、
1年目ということもあり、首脳陣からストップが入りました。

キャンプも中盤を迎え、疲労も溜まってくる頃。
チームの命運を左右する宝ゆえ、首脳陣も配慮せざるを得ません。

負傷ではないため、
次のクールでは実戦デビューとなりそうです。



 高木晃次

K‐鈴木のスライダーを、「ヤクルトにいた伊藤智(仁)に近い」と激賞してくれた他球団スコアラーは、
ロッテの高木。

1986年の阪急ブレーブス・ドラフト1位の高木晃次です。
ドラフト同期に、中島聡がいます。

すらりとした体躯から投じられるストレートは150キロ。
阪急ファンの夢を背負うに十分な大型左腕でした。

プロ4年目に初勝利。
その年、主に中継ぎとして6勝を挙げるも課題は制球力。
その後、球界の寝業師・根本陸夫に請われてダイエーに移籍します。

高木トレードの記事を読んで、食事が通らないほどに落胆したのは、もう20有余年前になります。




 阪急最後の投手

その後、テスト入団のヤクルトで野村克也に出会い、
ピッチングスタイルが大きくチェンジ。

阪急のエースと期待された頃の面影はなくなったものの、
このモデルチャンジ(サイド転向)が奏功し、コントロールに苦しむこともなくなりました。

そこからヤクルト・ロッテで12年間のプロ人生を送ることとなり、
計23年のプロ人生を全うし、2009年に現役引退。

阪急ブレーブスを知る最後の投手となりました。

高木のように、
挫折を知り、その挫折を自らの技術で乗り越えた経験のある選手にこそ、コーチをしてもらいたい
コーチは栄光よりも躓きこそがその糧となるはずだから。

いまのオリックスの投手コーチは、
高山、平井、小林、小松、酒井と右ばかり。

高木晃次。
その経歴からしても、いつかオリックスに戻ってきてほしい人材です。





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