~オリックス・金田、初登板 の巻~
初登板
一日前倒しで実施された紅白戦は、山崎福、山田の両先発でスタート。
今季阪神から移籍してきた金田も、オリックス初登板を無事終えました。
阪神前監督の和田が、
「ボールは動くし強い。テンポがいい。いろんなポジションができる投手だから。福良監督も期待しているみたい。僕も推薦しておきました(笑)」
「ボールが先行したときはよくないんですけど、真っすぐは一番いいと思いますよ」
「タフだし、いろんなポジションができます」
「(人的補償で失って)阪神にとっては一番痛かったですね…」(サンケイスポーツ)と絶賛する金田。
話半分としても、
吉田正尚から三振を奪い、三者凡退に抑え、
その実力を垣間見せました。
新人や移籍組にとっては、内容よりもまずは結果。
佐藤達也が勤続疲労で、今季も不安。
金田がその枠に入ってくれば、これほど助かることはありません。
ただ、登板後の審判の注意の影響が心配です。
(このフォーム(2016年)ならば、特に問題はなさそうですが…)
第一号
金田にはやられた吉田でしたが、
こちらも本領発揮しています。
斎藤の置きにいったストレートが高めに入ったところを、一閃。
右中間最深部へ、今季第一号を放ちました。
打った瞬間の、見惚れるような美しいアーチ。
まさしく長距離砲のそれでした。
昨年の成績に慢心することもなく、
さらなるスケールアップを目指す吉田。
その向上心は、チームでも随一です。
その姿を見て先輩の駿太はどう思うか。
刺激とするか、別格と諦めるか。
タイプは違えど、二人で競い合ってもらいたいのですが…。
故障
オリックス大城滉二内野手(23)が故障で2軍降格することが8日、決まった。
キャンプ1軍スタートの大城は、前日7日の練習中に左太もも裏を痛めて宮崎市内の病院へ。肉離れと診断され、ひとまず3日間の安静が決まった。この日は練習前に監督室に呼ばれて2軍降格を告げられた。本職の内野のほか、外野もこなす「ポスト糸井」候補生が無念の離脱。福良監督からは「ここまでやってきた練習を無駄にするな」と言われたといい「歩いたりジョグはできる。そんなにひどいけがじゃない。まずしっかり治して、取り戻したい」と前を向いた。(日刊スポーツ)
期待の大城が離脱。
一軍では初の故障者となりました。
大城自身、ショートを希望しているようですが、
「いまの」大城が、安達に勝っているところは一つもありません。
このキャンプでその差を少しでも縮めたいところでしたが、無念の離脱。
もったいない。
ただでさえ極薄のオリックス野手陣。
内外野守れる大城の故障は、案外大きい。
代わって一軍に上がってきたのは、高卒3年目の宗。
安達からなにかを盗んでほしいですね。