祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

金子千尋

~オリックス、ローテ再編へ の巻~

 ローテ再編

オリックス・福良淳一監督(56)は16日、ソフトバンク戦(鹿児島)が中止となり、先発ローテを大再編する計画を明かした。

ガラッと変わる。6連戦の頭に金子。西もカード初戦を任せたい

金子を20日の日本ハム戦(東京ドーム)を皮切りに、3試合続けて中5日で投入。そうすれば5月2日の楽天戦(Koboパーク)から7週続く6連戦のアタマを、すべて任せられる。

また、22日からのロッテ2連戦はこの日、先発予定だった西、D1位・山岡泰輔投手(東京ガス)の順。不調のコークは中継ぎ待機させ、先発6枚目が必要な29日のソフトバンク戦は、有力候補の山崎福や2軍調整中の岸田を。金子、西の2本柱をカード初戦でフル回戦させ、首位楽天を猛追する。(サンケイスポーツ)

勝っているときはあまり動かない方がよいのですが、
はたしてどうでしょう…。

福良就任後、
基本的には金子・西を別カードに配置していました(昨年のこの時期に行われたソフトバンク戦では、それを崩して金子・西を並べて、討ち死にしました…)。

にもかかわらず、
今年、金子・西を同一カードにあえて並べた意図は、
ホーム開幕に全てを賭ける強い意志があったから。

当初の目論見は大失敗に終わったものの、
ローテ2周目の日本ハム戦でスイープしたわけですから、
一定の効果があったとも言えます。

いつか戻すつもりではいたのでしょう。

で、昨日の中止を奇貨とし、
この段階で金子と西をバラバラに。

その必要性は分かるものの、
諸手を挙げて賛成というわけには、いきません。



中5日

その理由としてはやはり、
金子に中5日を3回強いること。

金子の中5日にあまりいい印象がありませんし、
故障のリスクも看過できません。

それならば、
あえて負担をかけてまで金子を火曜にまわさずとも、明日火曜の先発に西をもっていけばよいだけのことではないでしょうか(ディクソンには迷惑をかけますが)。
西に6連戦の頭を任せても、なにも問題はないはずです。




 岸田護

ファームの個人成績をふと眺めると、
珍しい名が、
リーグ投手成績の1位のところにありました。

岸田護

14回1/3 を投げて自責点は1。
防御率は、驚異の0.63
先発再転向1年目、いいスタートを切ってくれたようです。

福良監督も、
「投げるスタミナもついている。ファームでも一番の候補が岸田だという報告を受けている」(スポーツ報知)と評価した岸田は、
今月下旬の先発登板が噂されています。

そういえば、
日本球界復帰の川崎宗則が、復帰後初めて出場したのがオリックス。
試合後、川崎はこう答えています。
「日本の投手はレベルが高い」と。
そのとき初打席で対戦したのが、岸田でした。

この岸田がいまだファームに据え置かれている。
その理由はひとえに、充実した一軍投手陣のためです。



 4人、3人

パリーグの投手個人成績に目を転じれば、
1位が西、
2位が金子、
4位が松葉で、
8位にディクソン

投手10傑に、オリックスの誇る強力先発陣が4人も名を連ねているわけですから、
そりゃ、強いはずです。

攻撃陣(打率)では、
4位に中島、
同率7位に小谷野とT

オリックス中軸陣が入っています。

バランスのよい、いいチームになってきました。
あとはこれをどれだけ維持していけるか。
そして、ベテランが疲れてきたときに、
何人のニュースターが現れてくれるか。

不安でもありますが、楽しみでもあります。




-金子千尋
-, , , , ,