祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

岸田護

~オリックス・岸田、順調 の巻~

 ベテラン

オリックス春季キャンプ(23日、宮崎)紅白戦が行われ、新外国人のコークと35歳のベテラン岸田の両先発候補が投げ合った。コークは3回を3安打1失点にまとめ「ちょっとボールがいっていない時もあったが、全体的には良かった。5~6回を投げられる体はできている」とうなずいた。
今季から先発に転向する岸田は2回を2安打で無失点。「球速以上に回転も良かったし、差し込めている感じはあった。体はちゃんと使えているかなと感じた」と、こちらも順調さをうかがわせた。

競争続くオリックス先発陣。
福良のなかでは、金子、西、ディクソン、コークまでが確定のようで、
残り二枠を、
松葉、山崎福、山田のサウスポー、
近藤、東明、青山、
ルーキーの山岡、そして投手陣最年長の岸田で争っています。

昨年の安定したピッチングを考えると、松葉はよほどのことがない限りは当確でしょう。
術後の東明はいまだ一軍に呼ばれず、
寝違えでファーム落ちの青山も開幕ローテ入りは消え、
いまいち調子のでない近藤は、チーム事情もあり中継ぎ転向の可能性大。
となると、
残り一枠は、山崎福、山田、山岡と岸田の争いとなってきます。

伸びしろいっぱいの山崎福、
昨年初勝利を挙げた山田もいいピッチャーですが、
私的には岸田を推したい。

キレのあるストレートと変化球は、上記の三人に劣らず。
大崩れしない安定感、
クローザーも務めたハートと経験はなにごとにも代えがたい。

年齢を無視して実力だけみれば、
ベテランの岸田が最有力と思います。



 ルーキー

ただ、
自身がゴリ押ししてまで獲った山岡を、福良が使わないわけがなく、
となると、
六番目の椅子は自ずとルーキーの山岡になりそうな気がしています。

その山岡、26日の韓国チームとの練習試合で二度目の登板予定。
ストレートに強い韓国チーム相手に、
課題とされるストレートがどれほど通用するのか、試金石の場となるでしょう。

小さな体ゆえ、キャンプ中の怪我が心配されていましたが、
ここまで順調な調整をみせる山岡。

社会人ナンバーワンの称号が伊達ではないことを証明するようなピッチングを、再びみせてほしいものです。



 開幕戦

WBCの関係上、今年の開幕はいつもに比べて遅い、3月31日。
場所はホーム・京セラ、
相手は昨年パリーグ5位の楽天です。

その楽天、
シーズンオフは、ホークスを解雇された地元東北出身の細川を獲得。
同じく東北出身の岸をFAで獲得し、戦力アップに成功。

そしてその岸が今日、開幕投手に指名されました。

岸には正直、いやなイメージがなく、
ホーム開幕
先発金子
金子の対楽天成績ということを考えると、
順調ならば、久方ぶりの開幕戦勝利が舞い込んできそう。

もちろん楽観はできませんが、
いままでに比べかなり有利な条件が並んでおり、
これで勝てなければどこで勝てると言っていいくらいの好材料です。

Tも金子も言っていましたが、
とにもかくにもスタートダッシュ
いまの負け慣れたオリックスにとって、スタートダッシュがすべて。

とにかく勝利を。
それだけを1か月前から、掛かり気味に祈っています。




-岸田護
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