～オリックス、背水の小谷野 の巻～
断食
オリックス・小谷野栄一内野手（３６）が２８日、神戸市内の室内練習場「青濤館」でトレーニング。打撃練習に励んだ後、“糸井流断食”に成功したことを明かした。
「嘉男（糸井）が断食をやってるから、教えてもらって、同じやつ（製品）を送ってもらった。体は軽くなったし、挑戦してよかったね」（サンケイスポーツ）
鳴り物入りでオリックスにFA入団した小谷野。
同じ年に入団した中島は、米国での流浪があったためあまり多くの期待はしていなかったのですが、
小谷野にはかなり期待していました。
もちろん四番や30本などを望んでいたわけではなく、
勝負所でのしぶといバッティングを。
なにせ打点王を獲得した選手ですから。
なのに、その勝負強さを披露する以前の問題で、ケガ・ケガ・ケガ。
2015年は56試合、
2016年は50試合の出場に終わりました。
多くの選手がユニフォームを脱ぎ始めた松坂世代の小谷野（シニアでは松坂のチームメイトでした）。
３年契約も来季で切れます。
来季のスタメン予想に名を連ねることもなくなりました。
来季は本当に、背水の陣です。
断食で即結果が出るほど簡単なものではないと思いますが、
ファンの予想をいい意味で裏切るような活躍を望みます。
斎藤俊雄
オリックスが今季限りで自由契約にした斎藤俊雄捕手（３２）に球団スコアラーへの就任を要請していることが分かった。
今季チーム付きスコアラーを務めた高橋光信氏が打撃コーチに転身したこともあり、補充案が浮上。斎藤は現役を引退する形になるが前向きに検討している模様で、スタッフへの転身は確実視される。（スポニチアネックス）
捕手として脂の乗る年齢の斎藤。
どこか捕手難のチームが手を挙げるかと思いましたが、
今年は例年にまして、戦力外選手の就活は難しいようで。
そこで、オリックスがスコアラーとして斎藤を採用する運びになったようです。
相手チームの洞察を生業とするスコアラーという職に、元キャッチャーは適任だと思われます。
今季からスコアラーを担当制に変更したオリックスですが、
パリーグ全球団に負け越し、
加えて交流戦も最下位と、
全くと言っていいほど結果は出ませんでした。
スコアラーの異動に関しての報道は、チーム付きスコアラーであった高橋光信の打撃コーチ転任があったくらい。
誰がどこを担当しているのかもわかりませんが、
この部門も大至急メスを入れなければならないはず。
選手、ベンチ、フロント、裏方。
このチームは全身傷だらけ。
瀕死の重傷です。