祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

小谷野栄一

~オリックス、シーソーゲームを制す! の巻~




 10-9

一転、二転、三転。
10-9で、オリックスが西武に逆転勝ち

ルーズベルトゲームが面白いのは認めますが、
こういう試合は制してこそ意味がある。

14安打と12安打。
まさにノーガードの殴り合い。

牧田・シュリッターと、西武躍進の立役者から奪った7点。
西武にとっては痛い黒星。

二度の3点差を、追いつきひっくり返し、終盤に逆転
オリックスにとっては自信となる白星です。



 松葉貴大、黒木優太

この大乱戦の原因は、オリックス・西武両先発の乱調。

中10日もらってのオリックス先発・松葉は、
初回に4安打、二回に3安打を集められ、
2回5失点でノックアウト。
今季最悪のピッチングでした。

昨日、ライバルの山岡がプロ初完封を飾ったのが全く刺激となっていなかったような情けないピッチングには、かける言葉もありません。
左のエースの称号は、剥奪です。

逆転を許した黒木
150キロ超えのストレートに復活を感じさせましたが、
浅村に死球を与えて豹変
動揺し、続く二人に連続フォアボールを与え、四死球で満塁にした後にツーベースを浴びる。
いわゆる一番ダメな点の取られ方。

クローザーで調子を崩したあの頃同様、精神面の問題が大きそう。
いまは、負担のかからないところで投げさせるのがベターという印象です。



 吉田正尚、小谷野栄一

打線は昨日に続いて活発。

六回、
逆転スリーランを放ったのは吉田正尚
牧田の低めのボールを拾い上げて、弾丸ライナーでオリックスファンの待つライトスタンドへ。
これで二試合連発
こういう打ってほしい場面で打ってくれるところに、
吉田の価値があります。

八回、
一点差を追う場面、
一死一三塁で、代打小谷野
こういう一点がなんとしてでも欲しい場面で最も頼りになる打者。
期待を大きく超えるスリーランホームランで再逆転

一昨日体調不良で途中交代後、最初の打席で最高の結果を残した小谷野。
ほんと頼りになる打者です。



 代打策

そして、福良。

六回、伊藤に代打・駿太
同じく六回、宮崎に代打・西野
八回、武田に代打・小谷野

代打3人すべてヒットを放ち、代打策みごとに的中

そういえば、6月24日のSANSPO.COMの記事で、
オリックスの代打的中率が12球団一(打率,280)と称賛されていました。

他球団に比べ、決して選手層の厚くないオリックスでのこの成功率。
穿った見方をすれば、スタメン起用が間違っているとも言えますが、さすがにそれは悪く見過ぎ。
素直に福良の勝負勘がすぐれていると認めるのが筋でしょう。

いろいろと不満な面も多い福良ですが、
このように優れている一面もあります。

今日の勝利は、駿太、西野、小谷野を、
抜群のタイミングで起用した福良の働きが非常に大きかった



一つずつ

二転三転のシーソーゲームを締めたのは、
オリックスのクローザー・平野佳寿

これで通算150セーブ
この大記録については、Tの150本塁打とともにまた別の記事で記したいと思います。

初戦の元気のなさに三タテを覚悟しましたが、
打線爆発しこのカード2勝1敗と勝ち越し。

Aクラスはさすがに望めませんが、
来季のためにもなんとか借金を完済してもらいたい。
そのためには、一戦一戦一つずつ勝つ。

福良がよく口にすることばを、具現化していくだけです。




-小谷野栄一
-, , , , , , ,