祈優勝! オリックスバファローズ

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小谷野栄一

~オリックス、小谷野塾開講 の巻~




 小谷野塾

 オリックスの小谷野栄一内野手、縞田拓弥内野手、園部聡内野手、戸田亮投手が15日、千葉県柏市のJR東日本野球場で自主トレを公開した。

小谷野は「去年は手術明けでしたから、今年は去年より1カ月くらい早く仕上がっているイメージ。1カ月ぶん、しっかり体を作ってパフォーマンスをあげていきたい」と話した。

 昨年9月に右膝を手術した縞田は「今年はやるしかない。だれにも負けないようにしたい。キャンプインから普通にできる状態。違う自分が見られると思う」と手応えを口にしていた。

 10日から参加している園部は「小谷野さんに何かあれば常に聞いています」と弟子入り。寝泊まりはJR東日本の寮を借りているそうで「(ドラフト1位)田嶋のいた部屋らしいです」と苦笑していた。

 育成の戸田は「今年こそ活躍しないといけない。2月11日の最初の紅白戦に全部出すつもりで臨みたい」と意欲を示していた。(デイリースポーツ)

今年も小谷野が、オリックスの若手を引き連れて自主トレを行ってくれています。

昨年のメンバーからは、
川端と奥浪がチームを去りました

ライバルと目されていた奥浪にも温かい視線を送っていた小谷野。
その指導をなんとかものにしようと、巨体を揺らし頑張っていた奥浪。

もう1年が、経ちました。



 小谷野栄一

 小谷野は「去年は手術明けでしたから、今年は去年より1カ月くらい早く仕上がっているイメージ。1カ月ぶん、しっかり体を作ってパフォーマンスをあげていきたい」と話した。

3年トータルでみてのダウン提示でしたが、
昨シーズンのみならば十分アップでしょう。

打率,277、本塁打6、打点47
4年ぶりに規定打席にも到達した小谷野。
4月の好ダッシュは小谷野が頑張ってくれたから

守備隊形をみて、どこに打てば1点が取れるかを考えることができる選手。
オリックスには珍しい、野球脳が高い選手。

若手への影響も含めて、
チームに不可欠な、範となる選手です。



 縞田拓弥

 昨年9月に右膝を手術した縞田は「今年はやるしかない。だれにも負けないようにしたい。キャンプインから普通にできる状態。違う自分が見られると思う」と手応えを口にしていた。

JR東日本の後輩で、ライバルでもある西野の不調を全く生かせなかった縞田。
仲のいい宮崎の活躍を横目に見ながら、
自らはファームが主戦場。

社会人時代の遊撃守備の評価は、昨年のパリーグ新人王・源田を凌ぐほどでしたが、
プロ入り後は同期のドラ1・安達に抜かれ
いまは鈴木昂平の後塵を拝します。

いまの自分が置かれている立場は十二分に理解しているはず。

「キャンプインから普通にできる状態」で安心しました。

ラストチャンス。
セカンドは空白です。




 園部聡

 10日から参加している園部は「小谷野さんに何かあれば常に聞いています」と弟子入り。寝泊まりはJR東日本の寮を借りているそうで「(ドラフト1位)田嶋のいた部屋らしいです」と苦笑していた。

一昨年の開花はいったい、なんだったのか…

監督一年目の田口が、
野球に取り組む姿勢、技術ともに、最も高く評価していた園部

キャンプインのウェイトオーバーを鬼の福良に怒られて以来、
とうとう一軍に呼ばれぬまま、シーズンを終えました。

シーズン途中から野手に転向した根本を除くと、
野手で唯一一軍に上がれなかった園部

福良がいつまでも根に持つ人間でもなく、
結局は、ファームで打率,183という実力不足がその原因でしょう。

それでももっているものは一級品で、
復帰した藤井打撃コーチも、期待する選手としてその名を挙げるほど。

秋季キャンプも居残り組でしたが、
最後の最後に負傷の宗に代わって高知へ。

短いながらも、高知での藤井との邂逅が、
園部にどのような変化を与えてくれたか。

調整失敗というミスはもう繰り替えなさいはず。

新人王の権利は、最終年ながらまだ残っています



 戸田亮

 育成の戸田は「今年こそ活躍しないといけない。2月11日の最初の紅白戦に全部出すつもりで臨みたい」と意欲を示していた。

契約に関してなかなか詳報がなかった戸田。
今年も育成として再契約を結びました。

高校では補欠。
大学で投手に転向し名門・JR東日本に入社した戸田。

名伯楽・堀井哲也の指導を受けるも、信頼を得るまでには至らず、
都市対抗では打者一人にストレートの四球で打者一人で降板したこともありました。

その年、ドラフト6位でオリックスに入団しましたが、
その順位、実績が示す通り、
将来性を期待しての指名でした。

育成落ち、
サイド転向、
BCリーグへの派遣も経験。

プロ野球の荒波にもまれ続けるも、
6年間プロの世界にいるのは、やはり目を見張るものがあるから。

ピッチングもようやく落ち着いてきました。

なんとか支配下に復帰したいところです。



 覚悟

一歩間違えば、
小谷野も含めて、来年全員ユニフォームを脱いでいてもおかしくない面々です。

だからといってビクビクする必要もなく、
だからこそ前進あるのみ

小谷野は自らの野球生活が晩年に入っていることを覚悟しています。
その介錯を、
ここでともに一緒に汗を流した縞田や園部にしてもらえれば、
これほどの恩返しもないでしょう。

もちろん、小谷野もまだまだ負けるつもりはないでしょうが。

背水の彼らの覚悟を、
今年、京セラで観てみたい

そう思います。



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