~オリックス・モレル、ほんとに残留 の巻~
3+1+1?
オリックスは13日、フィル・コーク、マット・ウエスト、ゴンザレス・ヘルメンの外国人投手3人を獲得したと発表した。
コークは、アメリカ出身の34歳左腕。2002年にヤンキースに入団し、メジャー通算で407試合に出場し、22勝27敗の防御率4.19という成績を残している。
28歳・右腕のウエストは、2007年にレンジャースにドラフト2巡目で入団し、2011年に野手から投手に転向。メジャー通算で5試合に登板し、0勝0敗、防御率3.86という成績だった。
ヘルメンは、ドミニカ出身の29歳右腕。メジャー通算129試合で3勝3敗、防御率4.62となっている。
既報通り、コーク、ウエスト、ヘルメンの3投手を獲得。
各選手については以前の記事で書きましたので省きますが、
気になったのは、
この記事の続き。
やっぱり本当だったんですね、
モレルの残留。
モレルの伸びしろと、米国スカウト陣が候補に挙げていた新外国人バッターを天秤にかけた結果、
導き出されたのが、モレル残留という結論。
ラロッカ・バルデスにはもう少ししっかり探していただきたい。
新外国人はこれで一段落とのことで、
来季は、投手4(右3・左1)・打者2(内野手1・外野手1)・育成1(内野手)の助っ人布陣で戦うこととなります。
投手に比べ、打者の弱いこと。
糸井も抜けているわけですから、各選手のスキルアップがなければ、今年よりも悲惨なことになるのは間違いなし。
こうなれば、二年目モレルの爆発を期待するのみ。
私的にはかなり厳しいと思っていますが、
この予想を覆すような活躍をモレルにみせてほしいものです。
弟子入り①
西野が、
同じパリーグの、
同じ二塁手の楽天・藤田に弟子入り。
今季もゴールデングラブを受賞した藤田。
守備の人のイメージの強い藤田ですが、打率も3毛差で藤田のほうが上(藤田,2647、西野,264)。
楽天日本一の立役者とも称された藤田の守備は、
キャッチングのみならずポジショニングも卓越しており、西野が教えを乞うには絶好の相手でしょう。
本来ならば、
師匠の平野恵一から学ぶのが本来はベストなのですが、
なぜか隣の阪神におられるので…。
弟子入り②
また、
駿太は横浜の梶谷に弟子入りとのこと。
「打撃も盗塁も、本塁打も2桁以上打てる人」(スポニチアネックス)と、梶谷を称する駿太。
「僕もそういう選手になりたいと思っているので」と憧れを語るのですが、
それならば、梶谷よりもうワンランク上の糸井やソフトバンク・柳田の合同キャンプに加わればと思うのですが、
プロ7年目に開花した梶谷から、その極意を聞きたいようで。
「“オレがレギュラーだ”という気持ち」…。
う~ん…。
どちらかといえば、
「“オレはレギュラーではない”という気持ち」で臨んでほしいのですが。
これまで出番を多く与えられ続けてきた駿太。
それは贔屓といってもいいほどに(もちろん贔屓されるだけの才や努力が本人にあるのですが)。
ただ、
その特別待遇が駿太の成長を妨げてきたように思えてなりません。
「“オレはレギュラーではない”」という認識をもって戦えば、
その覚悟をもって戦えば、
新しい駿太が生まれる気がしているのですが…。