～オリックス、練習試合・斗山戦①打者編 の巻～
中島宏之
練習試合・斗山（韓国）戦。
一番：安達
二番：西野
三番：中島
四番：吉田正
五番：T
六番：モレル
と、足の張りのため欠場となったロメロを除くと、ほぼ本番モード。
打順にちょっと違和感を感じますが、
中島を三番に据えた場合は、一番安達、二番西野で左右ジグザグに組むということでしょうか。
勝負強さの戻ってきた中島を五番に置いて、打点を稼いでもらう方がいいと思うのですが、
今日のバッティングをみていると、
西武ライオンズ時代の定位置だった三番もありかなと思うような素晴らしい内容でした。
バックスクリーン横に特大の先制ツーラン。
軽く当てただけにみえますが、前さばきが大きいため軽々と飛んでいく。
顔も体もだいぶ締まり、
ブクブクだったオリックス一年目とは雲泥の差。
契約最終年に懸ける強い気持ちを感じます（本音を言えば一年目からそうであってほしかったのですが…）。
この体だと怪我のリスクも減るでしょうし、
今年の中島、
かなりやってくれそうです。
西野真弘
二番・西野も、
２安打１本塁打と活躍。
ライトへ弾丸ライナーで運んだ一発は、後藤光尊を思い起こすような弾道でした。
平野二世が西野の目指すところでしょうが、
平野と違い大きいのが打てるのがこの選手の魅力。
昨年の本塁打はわずか二本でしたが、芯でとらえたあたりはフェンスオーバーも十分可能。
プロ二年目の昨年、初めてフルシーズン戦った経験をいかせれば、
オールスター出場、
ベストナイン選出も決して夢ではありません。
モレル
二年目のモレルが、
タイムリーツーベースとソロアーチで３打点の大当たり。
本塁打はレフトポール際への大ファールの後の打ち直しの一発。
しっかりとらえきれているということ。
打球も強く、ちょっと見直しました。
昨年の成績で残留ということは、
首脳陣・フロントからみて、
どこかいいところがあった、
もしくは慣れれば打てるようになるとの観測があったということ。
私的にはそれがどこか分かりかねたのですが、
とにかく打ってくれれば万事オーケー。
野手陣の層の薄さはパリーグ一と思われるオリックス。
いまのところロメロが戦力となってくれそうですが、
そこにモレルが加わってくれるとなると、これほど助かることはない。
今日の試合、バッターのなかでは、このモレルの活躍が一番うれしかったですね。
明日は投手編、
主に、揃って投げたルーキー四人衆について書きたいと思います。
しかし、
彼のピッチングには、正直びっくりしました。
すばらしいピッチャーです（もったいぶってすみません…）。