~オリックス、中島・ボグセビック・小田、二軍落ち の巻~
中島宏之
ついに、
中島宏之、二軍落ち。
長打のないバッティング。
しかも打率は,247。
打てない、走れない、守れない。
年俸3億5000万円の中島宏之という名でなければ、とうに二軍に落ちているレベルの成績。
昨日は最終テストとして七番指名打者でスタメン復帰も、
5打数1安打と結果を出せず。
二軍落ちは、やむを得ず。
福良の決断
しかし、
福良はよく決断しました。
編成の中心にいる瀬戸山-加藤ラインの肝煎りで大金を払って獲得した中島。
多くのしがらみもあるはずですが、
そういう実体のないものを振り払ったこの決断は、チーム浮上のきっかけとなる可能性を秘めています。
これでようやく、
選手が実力で争える環境、チームになりました。
この健全な判断は、
2日続けての逆転負けで沈んだチームにとってもファンにとっても朗報。
あとは中島自身が、田口のもとしっかり自らを立て直すだけ。
ボグセビック
期待された新外国人・ボグセビックも、同じく二軍落ち。
キャンプ前半打ちまくるも、シーズン突入と同時に弱点を露呈。
課題とされたサウスポーに対応できず、
また自慢の守りでも積極的な守備が裏目に出続けて。
ボグセビックの闘志あふれるプレーは好印象でしたが、こちらも中島同様仕方なし。
さらに、昨日の記事で書いた小田も降格となりました。
ブランコ、川端崇義、奥浪鏡、杉本裕太郎
今週は4試合なので、投手の昇格(現在一軍11人)はたぶんなし。
走れない、守れない、打てない中島の代わりは、
走れない、守れない、もしかするとすごく打つかもしれないブランコで。
細かいプレーができなかった小田の代わりには、堅実なプレーが持ち味の川端を。
ボグセビックの代わりは、お試し枠として奥浪か杉本のどちらかを。
いずれにせよ、
正当な評価がなされたうえでの中島の二軍降格で、
長年のもやもやがようやく薄らぎました。