祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

西勇輝

~オリックス、日ハム止めた!の巻~

オリックスの意地

オリックス、やってくれました。
ソフトバンク、ロッテからの3タテを含む15連勝中と、球史に残る快進撃を続けていた日本ハムを、
我がオリックスバファローズが、ついに止めました

好調糸井の2点タイムリーで先制するも、
眠れる中田に逆転アーチを浴び逆転。
しかし、
その裏西野が同点打を放ち、
七回に安達が殊勲打。
その一点を、吉田・平野で守り抜く。

粘り強く、諦めない
まるで2014年シーズンのような、すばらしい戦い方でした。




118+30=148

諦めない姿勢を最もみせてくれたのは、
先発の西でした。
調子がいいようには決してみえませんでしたが、
なんとか抑えようと必死に腕を振り続けました。

正念場の7回、
先頭の中島に10球粘られ、フォアボール。
陽は三振に抑えるも、続く西川に四球。
一死一二塁で迎えるは、大谷と中田です。

球数も130球を超え、ここで交代かと思いましたが続投
大谷を打ち取り、二死一三塁。
ここで比嘉の出番かと思いましたが、ここも続投

限界を超えた西と四番・中田の対決は、意地と意地のぶつかり合いでした。
3-2から3球ファールで粘った後の10球目。
サードゴロに打ち取り、この対決は西に軍配が上がりました。
打ち取った後の西の咆哮が印象的でしたね。

西を信じ、
西にすべてを託したベンチ

その期待に、魂で応えた西
この回、西が投じた球数は30球。
精根尽き果てたことでしょう。

しかし、この30球は、
西を大きく飛躍させる30球になるのではないでしょうか。




若月の信念

西の力投は、感涙ものでしたが、
その西を裏で支えたのは、キャッチャーの若月。
特に、上述の七回のリードは驚愕の内容でした。

中島をストレートで四球に出してからは、
陽・西川・大谷・中田の四人に対して、全部変化球を要求
連続20球
中田に関しては10球全てです。

ストレートを本塁打されたのも頭にあったとは思いますが、
ここまで徹底することは普通できません。
打たれれば、工夫のないリードと、批判されるのは間違いないですからね。
それでも、徹底し続ける。
若月の、キャッチャーとしての信念を感じました。

打つ方では2本の二塁打を含む猛打賞。
高橋コーチと二人三脚で取り組んでいるバスター打法で、ついに三割の大台に乗せました。
若月健矢、
もう間違いなく、オリックスの正捕手と言っていいでしょう。

紙幅が尽きましたが、殊勲打を放った安達の活躍も素晴らしかった
打つだけでなく、守備でもチームを救いました。

さあ、明日は前半最終戦。
日ハムは斎藤佑樹、オリックスは東明。
今日の西の投球を観ていたら、東明、無様なピッチングはできません。
苦しんだ前半戦、
最後は連勝で締めましょう。

-西勇輝
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