~オリックス・西、涙雨 の巻~
弱さの証し
サヨナラ勝ちの勢いのまま試合を行いたかったところですが、一日置いて神戸での試合。
この一日の空白でみごとに勢いが削がれるのが、弱さの証し。
今日も打てずに1-2と惜敗。
連勝とはなりませんでした。
打に期待できないため、先発は初回から緊張を強いられ、
案の定先制できず、プレッシャーのかかる投球が続き、
わずかな失点が命取りになる。
こんな試合が、もう何試合も続いています。
T-岡田
誰一人として振れている打者がいませんが、
そのなかでも、現状最も期待できないのがT-岡田。
先週の西武戦はとくに惨憺たる内容で、
ストレートには立ち遅れ、変化球には耐えきれず。
徐々に底は脱してきてはいますが、
今日のような好投手相手では全く期待はできず。
五回の好機、Tにマレーロに一本出ていれば、
試合展開は大きく変わっていたのですが…。
打点なし
T-岡田。
打点は、西武戦で菊池から挙げてから6試合なし。
その打点も内野ゴロでのものでしたが、当時そしていまの調子を考えても、よく転がしました。
菊池相手に、いまのTがヒットを打てると思っていた人はほとんどいないでしょう。
もちろんいつまでもそれでは困りますが、
上半身と下半身がずれているいまのフォームでは、
待望の今季第一号はまだ出そうになく。
明日の日本ハム先発は左の加藤。
スタメン落ちも十二分にあります。
球数
先発の西。
開幕から3試合連続で、当然のごとくQSクリアも、
勝ち星は一つもつかず、
現実は、
まさかの、0勝3敗。
もちろんこの成績は打線の援護がなかったのが主因ですが、
一つ気になるのは球数。
3試合すべて、6回で100球超え。
空振りを狙って取れる絶対的な変化球を持っていないゆえ、球数が増えるのは仕方ないものの、
開幕戦1、二戦目1、今日2と与四球がほとんどないのにこの球数ということは、リードに問題があるようにも思えます。
今日の試合では、伊藤が右打者の内に構える場面がほとんどありませんでした。
涙雨
しかし、それでも、
この0勝3敗という数字は、西にとってあまりにも酷。
覚悟をもってキャンプに臨み、
オープン戦トップの防御率を残し、
自身初の開幕投手を手にした西。
千賀との開幕戦、
菊池との二戦目、
有原との三戦目。
相手投手は一流どころも、
投球内容は決して引けをとらず。
それでも一つも白星なく、0勝3敗。
グラウンドを叩き続けた雨は、
西の降板した八回からさらに強くなりました。
投げても投げても勝ち星がつかず、
あと一点と願ってもその願いすら叶わぬ西の涙雨に思えて、仕方ありませんでした。
※twitterやっています。フォローしていただければ幸いです。
Follow @inoru_orix
※お問い合わせはこちらからお願いします。