祈優勝! オリックスバファローズ

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西勇輝

~オリックス、ようやくカード初戦を取る! の巻~




 9カード目でようやく

9カード目でようやくカード初戦を取りました

立役者はもちろん、先発の西勇輝
7回を被安打4・失点1に抑え、2勝目
この日の好投で、防御率は2.06。
安定感が違います。

キャッチャーが伊藤から代わって球数が減り、
この日も与四球は1とテンポがよく、観ている方もストレスが溜まりません。

今日も内外にきっちり投げ分け、安心して観ていられました。



 野手のミスをカバー

初回、
内川の打球を左手首に当て、昨年の離脱を一瞬思い出しましたが、大事には至らず。

六回、
怪物・柳田を注文通りのセカンドゴロに打ち取りゲッツー完成と思いきや、大城が失策。
落胆したでしょうが、次打者内川を再度セカンドゴロに打ち取りピンチを切り抜ける。

野手のミスをカバーする
まさにエースの姿です。



 存在の大きさ

7回91球での交代となりましたが、
左手首の怪我と、六回のバント処理での足の不具合、
それに、9連戦で中5日での登板が予想されていることを考慮しての早めの交代でしょう。

昨年の打球直撃時は、
西自身が不調で、さらにはチームも安定の4位にいたこともあり、
離脱してもそれほどの穴を感じませんでした。

しかしながら、今日。
肝が冷え、最悪の事態を考えると悪寒がするほど。
いまのチームにとって、それだけ、
西の存在が大きくなっているということ。

エース・西は必要不可欠。
これからもチームを支えていってもらわなくてはなりません。



復活、二番・吉田正尚

3連敗を喫して、ようやく二番・吉田正尚が復活

二番・吉田については福良自身の発案ではないことは明らかで、
それのみか、旧態依然の福良はきっと反対の立場。

ですから、二番・吉田が現れるのは、
福良の大好きな旧型二番を続けて負けが込んだときに、嫌々ながらということになります(推測ですが)。

今日の試合では吉田の爆発なく直接的な効果はみられなかったものの、
初回の先制点は、三番に入ったロメロが一死で気楽に打席に立てたのも大きかったはず。
二番打者の無駄なアウト献上がなく
加えて、
一打席でも早く、吉田・ロメロ・マレーロ・小谷野に打席が回ることが悪いはずがなく。

それに、投手へのプレッシャーが全然違います(ここが一番大きい点かもしれません)。

勝ち続ければ、たぶん二番吉田は継続。
その効果は数字にも表れているのですが、
毎試合、スタメン発表を不安を感じながら聞かねばならぬところが、辛いところです。



 大城滉二

七番・大城が、貴重な勝ち越し本塁打を放ちました。

性格的にも雑な面のある大城は下位が適任

足も速く、犠打もできる大城。
選手分類的には福良が好む旧型二番も、性格がすべてを淘汰します。
さらには、幾度も書いていますが、
時代遅れです。



 二択

七回、
その大城・安達がつくった、二死二三塁のチャンス。
バッターは山崎勝己。

若月が万全でなく、ここで代打を出せば、基本線は伏見がマスクを被ることに。

代打を送って一点ないし二点を取りにいくか
このまま山崎を打席に立たせ、二点のリードを守りにいくか

福良の選択は後者でした。

どちらもある場面ですが、福良の思考では後者一択でしょう。

結果上手くいきました。
いい判断でした。



 新セットアッパー・山本由伸

新セットアッパーの山本由伸が、八回に登場。
2点リードの場面で、
黒木ではなく山本だったというところに、その期待の大きさを感じます。

宗の好守もありましたが、
3人で切って取り、プロ初ホールド

山本に関しては先発起用の声が多数を占めますが、
ブルペン陣が頼りない現状を考えると仕方ないかなと思っています。

実際、
山本がそこにいることで、試合の計算が立ちやすくなることは間違いありません。



 近視眼的

山本自身の将来を考えるともちろん先発で、
エースの階段を登ってもらわなければいけない逸材。

ただ先発陣に空きがないいま(金子の席は空きそうですが)、
下で燻らせているほどの余裕が、このチームにはありません

ここで踏ん張らなければ一年が終わってしまいます。

昨年の起用法をみても、
山本を先発で使いたい、育てたいというのが福良の本心でしょう。
ただ、
一選手の将来よりもチームのいまを近視眼的に考えねばならぬのも指揮官の役目です。



 一軍で投げたい

それに、
私が山本ならば、
投げるところがどこであれ、一軍で投げたいと思うでしょう。

あとは首脳陣が登板機会の配慮ができるか否か。
酷使は禁物ですが、
酷使してしまうのが、このチームの悪いところ。

そこが実は、山本先発論者の方の主張の肝なのかもしれません。



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