~オリックス・ロメロ、2打席連発 の巻~
ロメロ
オリックスの新外国人ステフェン・ロメロ外野手(28=マリナーズ)が、21日のキャンプ紅白戦で2打席連発を含む5打点と一番目立った。
3回には右腕ヘルメンとの新外国人対決で「来日1号」が生まれた。バックスクリーンへ突き刺す140メートル弾。5回は塚原から左翼席へ運んだ。いずれもスライダーをとらえ「少しずつ感じが良くなっている。うまく変化球に対応できたね」とニッコリ。福良監督も「いい対応をしていた。(T-岡田、吉田正との)3人で4番の競争だね」と話した。(日刊スポーツ)
ロメロの本塁打、
しかも二打席連発。
今キャンプ、一番の吉報ですね。
紅白戦とはいえ、打つに越したことはなく、
しかも二打席連発なんて、まぐれではできません。
昨年の新外国人総討ち死にのトラウマがいまだ心に蟠り、
どうせ今年も…と諦めかけていましたが、
このロメロの爆発、
期待せずにはいられません。
塚原から打ったスライダーは甘く真ん中に入りましたが、
その前の球がインコースのストレートなので、体は起こされていたはず。
にもかかわらず、あっさりとレフトスタンドに運ぶロメロ。
大したもんです。
私のなかではTが四番ですが、
福良の外国人偏重主義ではなく、
実力でロメロが四番を奪うなら、それはそれで全然構いません。
小谷野栄一
一昨日、一軍の練習メニューに加わった、小谷野、川端、山崎勝はそのまま一軍に合流。
今日は武田が一軍へ再合流、杉本がファームへ移動です。
小谷野に関して、
「あの守備は大きい。打撃も勝負強い。相手にしたら嫌かなと思う。普通にやれば(年間)100試合は出られる」(日刊スポーツ)と語る福良。
ゴールデングラブ賞も受賞したその守備。
打点王も獲得したその勝負強い打撃。
確かに、相手からみたらこれほど嫌な選手もいないでしょう。
「普通にやれば100試合は出られ」ますが、その普通がここ2年できていない。
3年契約の最終年の今年、
小谷野ここにありという姿をみせてほしい。
私の開幕予想スタメン、
サードは、今年も小谷野です。
吉田雄人
今日の紅白戦、
駿太が3安打、吉田雄が2安打と、
空白のセンターを争う戦いが熾烈になってきました。
昨年、野手陣で唯一一軍登録がなかった吉田雄人。
今キャンプは二軍スタートも、一軍昇格後は、力強い打撃もみせ始めました。
オリックスの未来を担う高卒四人衆のなか、
園部、奥浪は福良の逆鱗に触れファーム落ち。
出世レースから出遅れていた吉田雄人がいま結果を出し始めている。
昨年の内野兼務も、吉田にセンスがあるからこそ課せられたこと。
力強ささえ加われば、大きな戦力となります。
吉田雄人、
今季はぜひ、一軍デビューを飾ってほしいものです。