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榊原翼

~オリックス・榊原、合格点の初先発 の巻~




榊原翼

負けるより勝つ方がいいものの、
正直言えばもうこの時期、そこまで勝利への執着もなく。
それよりも、
来季に繋がる若者の躍動がみたい。

今日の先発は、榊原翼
育成出身の高卒2年目のピッチャー。
オープン戦中に支配下に昇格し、開幕一軍に抜擢されるも、
開幕3戦目のプロ初登板では一死も取れずにマウンドを降りる屈辱からプロ人生がスタート。

そのショックが影響したか、その後はファームでもいまひとつのピッチングが続いていましたが、
ようやく調子整い、
一軍に復帰で本日、プロ初先発。



打では宗、投では榊原

今春キャンプで行われた一二軍対抗戦で目についた選手が、打では宗、投ではこの榊原
そのときの感想は当時の記事に書いていますが、順調な成長をみせてのこの晴れ舞台のマウンド。

左肩が上がりすぎる担ぎ気味のフォームゆえ、球が高めに抜けやすい欠点はあるものの、
それを補って余りあるストレートの力強さ

体も一回り大きくなった印象で、春先よりさらに球威が増し。

普段は笑顔がかわいいニ十歳の好青年ですが、
マウンドではきりりと締まり。

京セラに女性ファンを引き寄せうる磁力をもった選手です。



5回被安打1奪三振4失点0

初先発のマウンドも、福岡での滅多打ちで度胸が付いたか、
好打者・西川から見逃し三振を奪う最高のスタート。

直球に切れ味鋭いスライダー。
そこに大きなカーブを織り交ぜ、5回被安打1奪三振4、無失点のほぼ完璧なピッチングを披露。

そこまで80球。
いいイメージのまま次につなげる意図もあっての交代となりましたが、
キップのいいピッチング、もう1イニング観たかった。

キャッチャーの指示を疑うことなく、
取っては投げるテンポのいいピッチングは観ていて気持ちもよく。

次回登板が楽しみです。



宗-福田

今日も、一二番の宗-福田コンビの働きで先制
足も使えるこのコンビが成長すれば、来季はかなり楽しみです。

勝ち負けは二の次といえど、勝敗を分けたのは四番・吉田の打席。
いいところで回ってきましたが、一本が出ず。
吉田に一本出ていれば、榊原にプロ初勝利をプレゼントできていた可能性は大。



合格点

この日本ハム4連戦の最大の楽しみであった榊原のプロ初先発は、十分に合格点

金子、アルバース、ディクソン、田嶋と開幕六本柱のうち4本が倒れましたが、
母屋にそこまでの被害はなく。

投手陣は揃ってきています。
あとはバッター。

白崎や安達が六番に座る打線に怖さはなく

ドラフト、上位は全員野手でもいいくらいです。



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