祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

澤田圭佑

~オリックス、4点差を跳ね返す! の巻~




どんな楽天家でも

九回に増井がマウンドに上がる。
セーブポイントのつかない4点リードの場面で。

どんな楽天家でも想像すらできなかった展開

オリックス、
4点差を跳ね返してロッテに勝利

再び、借金を1に戻しました。



上では通用せず

オリックスの先発は、
開幕3戦目以来の登板となった松葉貴大

そのときは火のついたソフトバンク打線相手に滅多打ちを食らいました。

慣れない中継ぎでの登板でもあり、
いくらかは弁護できたものの、
今回は待望の先発起用で、松葉の真価が問われるところ。

で、その答えは、
現状、上では通用せず

同じ左ということで、どうしても先発の一角を占める田嶋と比較してしまいますが、
ストレートの球威が雲泥の差。
直球で押し込めず、甘く入った変化球を捉えられる。

次回登板はなく、
ディクソンと入れ替わりとなりそうです。



負けたな…

先発を任せた以上、アップアップといえど三回途中で松葉交代という選択は難しく、
結果、3回を投げ被安打5の4失点

その裏一死から大城が出るも、
4点差で、一人でもランナーを溜めなければいけない場面で初球から走り、アウト

ベンチ判断、大城判断、
いずれにせよ解せないミスで、チャンスの芽を自ら摘む。
そして、
その憤死直後に若月がヒットを放つ間の悪さ。

松葉の不甲斐ないピッチングと、
攻撃陣の悪循環

これで今日は負けたな…と、正直思いました。



本当にオリックス?

四回、無死一三塁から1点返すも1点止まり。
五回表に1点加えられて再び4点差。

これまでならば、ここで心折れていたはず。

しかし、五回裏。

安達の激走から始まり、宮崎粘って四球を選び一死満塁
迎えるは打撃好調の二番・西野
レフト線への走者一掃のツーベースヒット
暴走気味に宮崎がホームに突っ込んでくるも、宮崎の長所である積極性が功を奏しセーフで、一点差。

そして、
一死三塁で吉田正尚が犠飛で同点。

あっという間に同点に追いついたオリックス。
これ本当にオリックス?と疑ってしまうような集中打で試合は振り出しに戻り、
勢いはオリックスに。



澤田に勝ちを

六回のマウンドには、2イニング投げた吉田一将に代わって澤田圭佑

一死一三塁のピンチで、バッターは本日2安打2得点の荻野。
荻野の打球はおあつらえ向きにセカンドベース寄りに転がり、見事にゲッツー

踏ん張った澤田に勝ちを付けたいと思っていたところ、
二死から安達が流して出塁し、
涌井のしつこい警戒をかいくぐって二盗を成功させ、
大城の猛打賞となるレフト前ヒットでついに勝ち越し

最高の点の取り方。

こういう攻めができれば、間違いなくチームは強くなります。



9-5

その後は、ロメロ、小谷野のダメ押し打でリードを4点に広げ、
黒木、山本、増井と繋ぎ、
終わってみれば9-5で完勝

この逆転勝利、
もちろん打線の奮起のおかげといえど、
ロッテがエース・涌井を引っ張ったせいでもあります。

ただそれは、
前日の延長12回の激闘でリリーフ陣を総動員したロッテの投手事情があり、
またエースへの信頼という面もあり。

昨日の記事で、西の続投について書いたばかりですが、
エースとは、崇められるだけの存在ではなく、チームを全力で背負う責務もあり。



エース相手に先発の谷間で

今日の勝利で借金は再び1に。

大事なカード初戦を、エース相手に先発の谷間で勝てたことは、非常に意味があり。

さあ明日は、3連敗中の山岡。
相手は3連勝中のボルシンガー。

今日のような攻撃で、早い回に山岡を楽にしてあげられれば…。



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