～オリックス・園部、プロ初本塁打 の巻～
タイムリーエラー
高卒二年目の宗佑磨が初の一軍昇格。
二番・ショートで、プロ初出場、初スタメンを果たしました。
初回、
五番・松田の打球が、その宗のところに。
走者と重なった難しい打球となりましたがうまく捕球し、
ゲッツーと誰しもが思ったところで、悪送球。
タイムリーエラーとなってしまいました。
緊張と後悔で、
宗の表情は強張っていましたね。
バッティングも、
一軍レベルの投手が相手になると、テイクバック時の一拍が余分で差し込まれ、
振り遅れの２つの空振り三振と、見逃し三振。
まだまだ修正が必要です。
ただ、
宗はまだ高卒二年目の選手。
しかも、昨年は故障で出場が限られていたことを考えると、実質一年目。
今年も前半戦はほぼ試合に出ていなかったぐらいですからね。
スピードは非凡なものがあります。
この経験を糧にして、また明日から頑張ってほしいものです。
初本塁打
昨日、
宗と同じように悔しい思いをした一人の若者が、
その屈辱を自らのバットで晴らしました。
園部聡、
プロ初本塁打。
故障による育成落ちを経て、よくぞここまで成長してくれました。
同期の高卒四人衆、
若月・吉田雄・奥浪のなかで最初のアーチとなります。
今日のスターティングメンバー。
大卒ルーキー２人、
高卒３年目２人、
高卒２年目１人。
過半数が、実績も経験もない若者たち。
しかし、その若者には明るい未来がきっと待っています。
そして、その若者たちが、低迷するオリックスに輝かしい未来をきっと連れてきてくれます。
園部のプロ初本塁打を観て、
そう確信しました。
明日の先発は、ホークスキラー復活の西。
今シーズン最後のホークス戦。
きっちり勝って、相手にイヤな印象を植え付けて終えましょう。