~オリックス、5連勝の余韻 の巻~
采配
ズバズバっと福良の采配が決まった日本ハム戦。
一番に宮崎を起用、
犠打が得点に結びつき、
150球を超えて投げさせても点を取られない。
采配で負けた試合は多くあっても、
采配で勝った試合は年に一二度あったかどうか。
それが二日続けてですから、驚きです。
阪急・オリックスでの現役時代、
体が大きくないにもかかわらず、福良が常勝軍団のレギュラーをはり続けれたのは、
野球を知っていたから。
そのことは福良に師事する田口が、
プロ入り間もないとき、福良にご飯を奢ってもらいながら野球を教えてもらっていたことからも分かります(その恩があったればこそ、田口は二軍監督の要請を受け入れました)。
でありながら、
まったくと言っていいほどに結果のでなかった二年間。
バント偏重は相変わらずですが、
選手がそれをしっかりとこなせるようになりました。
福良のやりたい野球ができているようです。
もう一つの疾患、左右病は、
一番宮崎起用で治癒した模様。
福良も変わろうとしています。
,348
5連勝を飾った日曜の試合。
猛打を振るった四番・ロメロは3三振と音無しだったにもかかわらず、
駿太、宮崎ら脇役勢の活躍で勝利をものにしました。
強いチームの勝ち方です。
7回裏、一死二塁で打者・駿太。
まさかの敬遠でした。
次打者の宮崎同様、私も驚きましたが、
数字をみれば納得。
駿太の打率は、,348。
駿太が打てれば…と何度思ったことか。
そしてその夢を何度諦めたことか。
いま、
オリックスファンが望み続けた駿太が、ここにいます。
楽しみが尽きません
明日からはロッテとの3連戦。
最下位に沈むロッテは、
デスパイネの抜けた穴が埋まらず、チーム打率はまさかの,198。
ディクソン、松葉がいまの力を発揮できれば、怖くはないはず。
そして木曜には、ドラ1・山岡泰輔が登板予定。
楽しみが尽きません。
金曜からは福岡・鹿児島でのソフトバンク3連戦。
WBCトリオは前カードの登板で、和田、中田、東浜との対決。
昨シーズン終盤、
オリックスはソフトバンクをカモにしていました。
もう苦手意識はないはず。
楽しみが尽きません。
さあ、どこまで連勝を伸ばしてくれるのか。
ほんとに、
楽しみが尽きません。