~オリックス・T-岡田、必勝祈願 の巻~
選手会長、T-岡田
オリックスT-岡田外野手(28)が1月31日、新選手会長として迎える春季キャンプに向けて意気込みを語り「今年こそ優勝」と繰り返した。
昨年は最下位に終わり、負けを軽んじる空気を感じたという。「雰囲気を変えたい。チームが少しでも変わればと思う。しっかり先頭に立ってやっていきたい」とチーム改革に乗り出す。(日刊スポーツ)
負けを軽んじる。
日本語として違和感を感じますが、
言いたいことは、負け慣れしているということ。
その空気は、テレビを通しても感じることができます。
劣勢になれば諦め、
敗れても淡々と帰っていく。
プロとしてあまりにも情けないその姿を見続けた瀬戸山前球団本部長が、思わず発したことばが「智弁学園より弱い」。
言いたくもなります。
その腐った姿勢は一試合のみのことではなく、
長いペナントレースでも同様で、
開幕から負けがこめば早々に諦め、
最下位でも平然と帰っていく。
その悪しき空気を変えんと、新選手会長・T-岡田が立ち上がります。
いつも書いていますが、
今年のオリックスは、Tのチーム。
秋季キャンプでも、最年長ながら遅くまで残って練習に精を出していたT-岡田。
いまのTは、範となりうる選手。
Tを信じて、
Tとともに前進するのみです。
ヘッドコーチ・西村
「目につくところがあれば、どんどん話していきたい」。
文言は違えど、Tはいつもこの趣旨のことを答えています。
それだけ、戦う集団として、首をかしげたくなるような場面が多かったということ。
ただこういうのは、本来ならば首脳陣が率先してやるべきこと。
Tが感じる違和感を首脳陣が感じないはずがありません。
監督は立場上難しいこともあるでしょから、西村ヘッドあたりがきちんとやっていく必要があります。
存在感ゼロの西村、
オリックス二年目の今年こそは、給料に見合うだけの働きをしてもらわないと。
キャリアハイ
Tの「キャリアハイ」。
各部門ごとに調べると、
打率:,284(2010・2016)
本塁打:33(2010)※本塁打王
打点:96(2010)。
キャリアハイ-。
それはすなわち、2010年超えということ。
いま思い出しても、あの年のTは凄かった。
ノーステップ、飛ばないボール、怪我、「お仕置きの四番」と紆余曲折を経ましたが、
厳しい言い方をすれば、
あの衝撃の2010年から、進歩していないということ。
私が期待する数字を具体的に挙げるならば、
打率:,300
本塁打:40
打点:110。
決して手の届かない目標ではないはず。
2010年に感じた、Tが打席に入る際のあのワクワク感を、
昨年から再び感じるようになりました。
キャリアハイ、
やってもらいましょう!