~オリックス・T-岡田、岡田塾&ファンミーティング開催 の巻~
岡田塾
10月20日、日刊スポーツの記事です。
オリックスT-岡田が「岡田塾」を開校する。来年1月の自主トレに関して「若い選手を連れて行く。6人くらい」とチーム内の後輩と合同で行うプランを19日、明かした。
自身初の取り組みで、若手の意識を高める狙い。福良監督が若手と中堅の伸び悩みを今季の課題としたが、来年30歳の選手会長も「まったく同じ考え。だから(自主トレは)。来年頑張って欲しい選手とやろうと思う」と話した。
選手会長として、
グラウンドのリーダーとして、
秋季キャンプから走り続けたT。
来季もその覚悟変わらず、チームを引っ張っていってくれるようです。
若手と中堅の伸び悩み。
オリックス、永年の課題ですが、また今年も解決せず。
期待された若手が、能力をアップさせることなく、いやどちらかというと漸減させながら、年月を送っていく。
結果として、一軍半レベルの選手がチームの大半を占め、
小谷野曰く、「レギュラーを譲る気はない。でも僕みたいな年齢の選手が出続けるなんて、強いチームじゃあり得ない」現実が繰り返される。
そこを変えようと、
今年の小谷野に続き、
来年はTが動いてくれます。
決意
打率はシーズン後半の不振が響き、,265まで落ち込んだものの、
本塁打は日本人トップタイの31本。
出塁率は,374でリーグ5位、
OPSは、非常に良いとされる、.862でリーグ4位。
秋季キャンプからの努力と覚悟が報われました。
若いころは、後輩の伊藤と駿太を連れて海外自主トレに向かったこともありましたが、
あの頃のように地に足がついていない感じがいまはなく、
リーダーとしての決意が溢れています。
あとは威風堂々さと勝負強さが備わってくれれば。
「来年頑張って欲しい選手とやろうと思う」と語るT-岡田。
その人選も楽しみです。
ファンミーティング
そんな頑張ったTから、ファンに向けて一足早いクリスマスプレゼント。
オリックスT-岡田外野手(29)の「ファンミーティング2017」が12月17日午後1時から、大阪市港区のホテル大阪ベイタワーで開催される。
ビュッフェスタイルでのランチのあと、ゲストで参加予定のオリックス武田らとトーク、質問コーナー、プレゼントコーナー、記念オークションなどを行う。料金は1人1万2000円。問い合わせは電話0797・23・7177まで。(日刊スポーツ)
自身初開催となる、ファンミーティング。
金子や西、岸田らは行っていますが、
ついに、ファン人気の高いTも開催です。
いくら他球団に比べ選手との垣根の低いオリックスとはいえ、
選手と直に触れ合える機会はそうそうなく、こういうイベントは貴重なものとなります。
参加予定の武田などは、来年の岡田塾のメンバーに当然のように名を連ねているのでしょう。
嘆き
月日の経つのは早いもので、
後藤、坂口、Tの三兄弟の三男坊が、チームを引っ張る立場になっています。
2008年の大躍進の中心選手たちも、
金子と岸田を残し、チームを去っていきました。
この投手陣があれば、近いうちに優勝できるはずと確信を抱きながらも、
月日だけが徒に過ぎていき、
その確信が誤信であったことを認めざるを得なくなる。
同じことが2015年からも繰り返され、
月日だけが無情に過ぎていく。
「このチームで優勝したかった」と、
小松、平野が異口同音に嘆き、
オリックスのユニフォームを脱ぐ。
愛すべきTには、
そんな思いをしてほしくないと、心からそう思っています。